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 ペルセポリス
   
 
 ゴルゴ13が深夜アニメであってますね。すごいな〜ゴルゴは!と感動しながら、似たようなアニメ?の「コブラ」が見たくなりました。ワタシが子供の頃、結構アニメがあってたけど最近思い出してまた見たくなりました。DVDでも探してみようかな。

 ここ20年くらいのイランの激動を少女の目を通して描いたアニメ。つるっとした絵のアニメなんで、重くなく観られるのがいいけど、実際のところはイランってそんな大変な国だったんだ…と現状を初めて知りました。

主人公の女の子マルジャンは、パンクロックを愛する反骨精神あふれる少女。しかしイランは革命などで混沌とした状況で自由は奪われ、厳しい女性の戒律でかなり住みにくい状況。そんな中マルジャンの反抗する姿がユーモラスに描かれます。

悲しい出来事もたくさんあって、反政府主義者としてとらえられていたアヌーシュ叔父さんはまた新政府に投獄されてしまいます。彼からたくさんのことを学んだマルジャン。ただ一人しか許されない最後の面会にマルジャンを指名したアヌーシュ叔父さん。マルジャンに「君のような娘が欲しかった」というセリフが悲しかった。この後叔父さんは処刑されてしまうんだけど…。

それからますます圧政は続くんだけど、家でお酒を作ったり両親ともうまい具合に政府の目をすり抜けながら生活を楽しむのが面白い。マルジャンのおばあちゃんも肝っ玉ばあちゃんで、自分の生き方に誇り持ってるところなど芯の強い女性象はマルジャンの見本になります。しかしマルジャンの行き過ぎた政府への反抗から、逮捕・処刑を危惧した両親が、娘を一人ウィーンへ留学させて…。

しかしウィーンでも問題を起こし、行き場がなくなったマルジャンはまたイランへ。この後もたくさんいろんなことが起こるんだけど、本当になんて住みにくい国なんだ!イランって!って思う。

そしてこのお話、1970年代〜現在までのお話で、ワタシと同じ年代であろうマルジャンに、親近感と共感をもたずにはいられなかったです。

最後のおばあちゃんの言葉『恐れが人に良心を失わせる。恐れが人を卑怯にもさせる」って言葉、今の平和すぎる日本にどっぷり浸かってるワタシにはガツンと響いたな。誇りを持つってこういうことだな〜と感じた映画でした

   
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