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 五線譜のラブレター
   
 
 久々に泣いたな〜といういい映画でした。アメリカの音楽史に名を残した作曲家コール・ポーターの半生を描いた映画です。コール・ポーターという名前は知らなくても、音楽は絶対聴いたことがあると思いますよ!。

実はワタシ、コール・ポーターのこと、全くもって知らなかったのですが、あまりにも有名な曲を数多く世に出した音楽の天才だったんですね〜。しかしその生活といったら破天荒で豪華絢爛といいましょうか…。。

お話は老年のコール・ポーターが舞台で自分の半生を見ていくというところから始まります。まだ音楽家として無名だったコール・ポーター(ケビン・クライン)が、パリの社交界で美しいリンダ・リー(アシュレイ・ジャッド)と出会い、お互い惹かれあいます。コールの音楽の才能に驚き、感銘を受けるリンダ。

で、ほどなくして自分はゲイ(バイセクシャルだね)だとリンダに打ち明けるコール。でもそんなこと構わないわ、ワタシはあなたの才能を愛してるのと二人は結婚するわけですね。

献身的に夫をサポートし、ブロードウェイで大成功を収めるコール。妻リンダを心から愛し、彼女にささげる歌は次々とヒットする。でも、コールの浮気心(男性への)は次第に大胆になっていき…。

こう書くと下世話な映画っぽくなってしまいますが、(ワタシの書き方か)様々な場面で、これまた豪華な歌手陣がコールの歌を披露していくわけです。名曲のうえにすばらしい歌手が歌う曲を聴かされると、そりゃあ涙もでますって。

ワタシの大好きな「Night And Day 」を舞台俳優が、声域がありすぎて歌えないと文句をいうのを、コールが歌詞を心に刻みながら歌うんだ、と歌ってみせるシーンでは、歌詞の内容を始めて見るワタシにとっては新鮮でした。
もちろんラブリーな歌ではあるんですが、リンダへの愛がこの歌詞に現れたのかと思うとなんて幸せなの!リンダって〜!!愛をこんなステキな歌で、語ってくれるなんて女冥利に尽きるやね〜などと感動してたのですが…。
一筋縄ではいかない、二人の生活。成功に気をよくしたコールは、男遊びもおおっぴらになっていくのですね。そのことに心を痛めるリンダ。な、なんて複雑なの!恋敵は男なんて!!

舞台の初日には必ずお祝いにカルティエのシガレットケースをプレゼントするリンダもステキだったな〜。様々なドレスを美しく優雅に着こなすアシュレイにもうっとりでした。

最後に死に行くリンダへ、「僕の作った歌は全て君に捧げる歌だよ」的なことをコールがいうのですが、リンダは、「全てじゃないわ、合わない曲もあった」「お互いが求め過ぎたのね」というセリフがあります。ここまで相手を愛せるなんて、爪の垢を煎じていただきたいほどですわ。ふ〜、ワタシもダンナのことをもっと大切にしような〜と思わずにはいられない作品でした。

しかし映画終わっても涙が止まらず、大変なことになりましたよ…。こんなに大泣きするの久しぶり、皆さんが大泣きするかどうかは別として、いい映画だったことは、間違いないです!

   
天神コアラ 大分コアラ