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 フーリガン
   
 
 なんだかんだといいつつ、サッカー見ているワタシ。だってサッカー選手ってカッコいい人多いんだもん。目の保養になりつつ、すばらしいプレーも見られるので、おおお〜!とか叫びながら見ています。結構サッカー好きだったのね、ワタシってば。今回の映画もサッカーつながり、「フーリガン」です。

 「フーリガン」って言葉で連想するのはサッカー&喧嘩好きな血気盛んな人たち。くらいしか思い浮かばないんですが、この映画で少しは実態がわかったかしら?ワールドカップでは、フーリガンの影響はないんだろうか…?

主人公は「ロードオブザリング」のイライジャ・ウッド。同室の友人にはめられ、ハーバード大学を追い出されるアメリカ人青年マットを演じています。確かにイライジャは無垢なイメージがあるから、喧嘩なんかしたことない純朴でちょっとヤワな青年がぴったりとはまったね。

マットは有力者を父に持つその同室の友人に、文句のひとつもいえずに、無実を証明することもなく、傷心の旅へ、ロンドンにいる姉を訪ねてやってきます。そこで会った姉の義弟、ピート。彼はウェストハム・ユナイテッドのフーリガン・ファームGSE(グリーン・ストリート・フーリガン)のカリスマ的リーダーだった!ピートに誘われ、試合を見に行くマット。そこでフーリガンとの抗争に巻き込まれ、次第にフーリガンの魅力に引き込まれるマットだったが…。

意外に面白かった。暴力シーンがもりもりに盛り込まれているので、PG-12だけどマットがはじめて殴られた時、「殴られて初めて自分がヤワじゃないことに気がついた」(たぶんこんな言葉)という気持ちが男子にしかわからない感覚なんだろうな〜とちょっとうらやましく思ったりもしました。だって女子はこんな殴り合いの喧嘩なんてまずしないもんね。しかしピート役のチャーリー・ハナムはカッコええな〜。ムッチャ腹割れててすごいいい体。後半にチラリと半裸シーンがあるので見逃すな!

アメリカ人とジャーナリストが大嫌い(マットはハーバードでジャーナリズムを専攻、しかも父親はジャーナリスト)なフーリガンにも、喧嘩をともにしていくうちに仲間として認められるようになったマット。フーリガンの仲間意識は強く、そのつながりの深さや連帯感に初めて自分の居場所を持てた。暴力の持つ興奮と狂気にどっぷり浸かっていたが、その魅力は危険や悲しみと表裏一体ということに気付くわけです。

それにしても抗争シーンはリアルですごい!なんでも元フーリガンか現役のフーリガンを集めたようで、異様な興奮をカメラにうまく収めています。しかも監督さんは女性!しかも美人。(関係ないか)空手などしていて、スタントウーマンしてたんだって。だから体を張ったような映像が見られるのね。

でも最後は悲しい結果になるんだけどね。でもマットはすごく男として成長したと思うのだ。暴力を肯定するわけではないけれど、男子にはこういう経験って大事なのかなー。いいな!男子って。


   
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