コアラシネマ
シネマ予告編 シネ・リーブル博多駅1・2 大分のシネマ 掲示板
シネマコラム シアターサイト リンク
シネマコラム
 
 エイリアンVSプレデター

 映画「バイオハザード」で成功を収めたポール・WS.アンダーソン監督が贈る「エイリアンVSプレデター」は、SF2大モンスターが死闘を繰り広げるSFアクション映画である。

「エイリアンVSプレデター」はすでにアメリカでは、コミック誌で実現していたものである。今回はその映画化という事になるのだが、エイリアン、プレデターというどう考えても一つの作品にまとめるのが難しい内容を、ポール・WS.アンダーソン監督の手腕?により無理やりにこじつけた作品に仕上がったものがこの映画である。すでに、2大有名モンスターが死闘を繰り広げる映画に「ジェイソンVSフレディー」があったが、ファンならともかく、一つの映画作品として見たときに、どうしても安っぽい単純娯楽作品のイメージが付きまとってしまうのはなぜだろうか。リドリー・スコット監督が作り上げた第一作目の「エイリアン」はSF映画にホラー的要素を交えた傑作であった。また、人気が出てきたアーノルド・シュワルツネッガーを主演にした「プレデター」も、「ダイハード」シリーズの監督ジョン・マクティアナンが描いた、完成度の高いSFアクション映画だった。この2つの名作をプラスして、娯楽作品を作ろうというのだから、製作者側にはかなりのプレッシャーがあったに違いない。

映画を見る限り、やはり単純娯楽作品であることには変わりなかったが、必見なのはプレデターとエイリアンの格闘シーンである。人間VSエイリアンでは、取っ組み合いが見られなかったが、この映画では、プレデターは自分の武器を駆使しつつ、エイリアンをドツキまわすのだからアクション映画ファンにはたまらない内容になっている。しかし、内容が内容だけに、一人の女性を除いて(ネタはばらしませんの安心して下さい)、ただひたすら逃げ回る人間の存在は、どうみても無駄だとしか言い様がなかった。おまけに、最後はプレデターと人間が協力をして打倒エイリアンを目指すのだから、エイリアンが勝とうが、プレデターが全滅しようが、最後はどうでもよくなってしまうくらい呆れてしまう。

エイリアンの幼虫がプレデターに食らいつこうとして、プレデターに片腕一本でへし折られるシーンでは、「オーマイゴッド!」を連呼して歓声を上げていたアメリカンならともかく、日本ではこの映画がSFファン以外にウケルかどうか難しいかもしれない。ポップコーンを片手に、何も考えずに見ること。この手の映画ではこれが必要である。

今回の評価100点満点中、10点
(音響設備の整った映画館で見ると、エイリアンVSプレデターの迫力ある格闘シーンが堪能できます。私はこの映画をビバリーヒルズの映画館で見ましたが、最新の音響システムのおかげで、「キーッ」と発するエイリアンの奇声が耳障りなくらい迫力がありました(笑)。)

藤本さんのホームページへ
   
天神コアラ 大分コアラ