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 OSAMA

 アフガニスタン出身のセディク・バルマク監督作品、「OSAMA」(邦題:アフガン零年)はタリバン政権による恐怖政治の中で暮らす少女とその家族の悲劇を描く問題作である。主演に約3400人の中から選ばれた少女マリナ・ゴルバハーリ。

アフガニスタンの映画を見たのは、今回の「OSAMA」が初めてである。この映画で描かれる内容、映像はかなり衝撃的なものがあった。タリバン政権下における恐怖政治は、弱者である女性、老人、子供に対し、かなりの非人道的行為がなされていた事がこの映画で明らかにされていく。特に主人公の少女が、髪を切られ、男の子として働きに出なくてはいけないシーンは、その国の政治がいかに混乱し、多くの民衆に犠牲を強いてきたかを物語っていた。

個人的に印象深かったのは、シンプルでかつ、ドキュメンタリー風に仕上がっている映像と、実際に路上生活をし、生き抜いてきた主演の少女マリナ・ゴルバハーリの悲し気な瞳であった。紛争や戦争をして一体何の利益があるのか?今も続く中東の混乱を考えると、平和というものがいかに大切で価値的なものであるかを考えずにはいられなかった。

今回の評価100点満点中、100点
(悲しすぎる映画でした。映画というよりもドキュメンタリーフィルムを見ているかのようで、映画は世界平和に貢献できるのか?という大きなテーマについて考えてしまいました。)


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