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 キル・ビル

 今、シネコンの映画館では本編の前にトム・クルーズ主演の『ラスト・サムライ』予告編がばんばん流れまくってますが(この映画の公開は12月6日)『ラスト・サムライ』がかなり真面目に日本の侍をとらえている様子なのに比べて、タランティーノの『キル・ビル』は「カン違いだらけの日本感てんこ盛り!」ってところですかね。

彼のB級映画好き、日本のヤクザ映画好き(かなり日本映画観ているらしいです)の趣味が炸裂したような映画。(梶芽衣子の歌が流れたりする!)なのでタランティーノ好き(私も含む)にはタマラン映画、もうお腹いっぱい大満足!って感じですが、初めてタランティーノ映画を観る人には「何ですか?」って世界かもしれないなぁ。ストーリーは、いたってシンプルな「女の復讐劇・前半戦」なのですが(なにせ復讐リストを書いて、そのうち2人しか復讐をはたさないので、残りは後半なのね。撮っている途中で「長すぎるので2部に分けて公開」ってことになったらしい。

ちなみに後半戦は来春公開予定とのこと)そのために日本人の刀の名手に教えを請うというストーリー展開で、なんと千葉真一も出るのです。そして終盤はユマ・サーマンとルーシー・リューのチャンバラ試合@日本庭園(!)だし、二人してカタコト日本語で戦うし、これって海外では受けるのかなぁ。二人ともかなり日本語頑張ってるのは分かるけど、やっぱ日本人にしてみれば、なーんか、こそばゆい感じはします。でも、そんなこんなを吹き飛ばすくらい、アクションがすごい。女性がカッコイイ! 暴力シーン満載だけど、タランティーノ作品の場合、妙にユーモアも漂っているので笑ってしまうのだ。ホラー映画の「血がドッピューン」とか超苦手な私が「タランティーノは好き」というのは一見どうにもこうにも矛盾してるじゃんと言われそうですが、そんな訳で私の中では矛盾してないのです。だって、これだけ派手に人がばんばん斬られてりゃ逆に「スゲェ!」としか思えなくなっちゃいますよ。ツッコミどころは満載の映画なんだけど、例えば「日本刀持って飛行機乗れる訳ないじゃん! 銃刀法違反だろ!」とか言ってマジに怒る人には楽しめないかも。「刀ホルダーが各座席にあるし!」と笑ってしまう人には楽しめる映画。

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