コアラシネマ
シネマ予告編 シネ・リーブル博多駅1・2 大分のシネマ 掲示板
シネマコラム シアターサイト リンク
シネマコラム
 
 マトリクス:レボリューション

 「マトリクス」三部作完結編「レボリューション」は、日本アニメの影響を多大に受けたワシャウォスキー兄弟監督が贈る、壮大なデジタル・アクション絵巻である。主演にキアヌ・リーブス、キャリー・アンモス、ローレンス・フィッシュバーン。

「レボリューション」はDVDで見るよりも映画館で見た方がいい作品である。前作「リローテッド」は三部作中の繋ぎ部分でしかなかったので、観賞後、中途半端な内容に首を傾げたものだが、今回は完結編という事もあり、一体どのように「マトリクス」ワールドが終焉するのかが大きな見所の一つになっている。しかし、あまり期待して見ない方がいいのかもしれない。結局のところ「マトリクス」は第一作が最高傑作で、残りの二部作は物語性がまるでないうえ、無感情な冷たい作品に仕上がってしまったようだ。確かに映像は凄いのかもしれない、だが、ハラハラ・ドキドキする映画ならではの緊迫感はほとんど感じられなかったのは、なぜだろうか。

「ドラゴンボール」「エヴァンゲリオン」「宇宙戦艦ヤマト」などなど、揚げれば切りが無いほど、「レボリューション」は日本アニメのどこかで見た事のあるシーンばかりである。ただし、これに莫大なお金をかけて、最新デジタル技術を駆使して実写化してしまうのだからアメリカ映画は相変わらずスケールが大きい。オリジナル性を持たないデジタル・ジェネレーションが作った偉大なるコピー作品「レボリューション」は、洗練されたデジタル映像だけを大画面で鑑賞する為に作られた作品ではないだろうか。

今回の評価100点満点中、30点
(ワシャウォスキー兄弟は「モンスターズ・インク」のピクサーを見習うべきだと思った。技術の虜になるのではく、まずは人の心を動かす物語が重要なのである。)


藤本さんのホームページへ
   
天神コアラ 大分コアラ