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 COWBOY BEBOP -The Movie

 「COWBOY BEBOP -The Movie」は、スパイク、ジェットら宇宙の賞金稼ぎ(バウンティーハンター)の活躍を描いた日本のSFアニメーション劇場版である。オリジナルタイトルは「Cowboy Bebop 天国の扉」。

2003年5月に「Cowboy Bebop-The Movie」が全米で劇場公開され、アメリカのジャパニメーション・ファンを魅了した。最近この作品がDVDになり、より多くの人に見てもらえるチャンスが広がったと思う。劇場公開より少し早い時期に、全米のアニメ専門チャンネル「カートゥーン・ネットワーク」ではTV版「Cowboy Bebop」を放映していたので、TVシリーズでこの作品のファンになった人もいるはずである。

日本での劇場公開が2001年だったので2年遅れてのアメリカ公開になったわけだが、御存じの通りアカデミー賞アニメ部門では宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」(Spirited Away)が受賞し、アメリカでのジャパニメーションの認知度が一般に広がり始めた時期での公開となったので、公開の時期としては良いタイミングだったのかもしれない。残念ながら収入的に伸びは見られなかったようだが、「Cowboy Bebop-The Movie」は大人が見ても満足できるジャパニメーションの存在を十分にアピールしてくれたと思っている。ストーリー性、テーマ、そして音楽性と、どれを取っても最近のハリウッド映画に負けず、劣らずのモノを持っていたのが、この「Cowboy Bebop-The Movie」だったと言える。アメリカ進出を意識し過ぎたようなオープニング、映像はいただけないが、実写映画では世界を魅了する事が難しくなった現在の日本映画界にとって、質の高いアニメーションを世界に輩出することは非常に大切な事だと個人的に考えている。

もちろん、質の低いバイオレンスとSEXだけを描いた「オタク」系のジャパニメーションも多数海外に出ているが、新しい日本の文化を世界に向けて輩出するには、やはり質が高く、誰が見ても納得して感動できる作品を多く生み出していってもらいたいものである。

今回の評価100点満点中、、90点
(音楽のセンスに驚き、日本語独特の台詞まわしの良さが改めて実感できるアニメでした。テーマはともかくとして、よりレベルの高い内容を表現できるかがこれからの日本アニメの課題だと思います。)


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