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 WATARIDORI

 これまたアカデミー賞でドキュメンタリー賞にノミネートされていた作品。渡り鳥のドキュメンタリーなのですが、もう「これ一体どうやってカメラに収めたの?!」っていうような映像ばかり。だって鳥と同じ視線なんですよ、カメラが。映画見た後にパンフレット見たら、すごく原始的な航空機をつくって、まさに鳥と並んで飛行しながら撮っているのでした。す、すご過ぎ。鳥がカメラに慣れるまでかなり歳月がかかったでしょうね〜。撮影に3年かかったって、そうだろうなーと思います。ドキュメンタリーといっても、こんな鳥がいるのか!とか(おかっぱ頭みないな鳥が印象的だった。チョコマカと欽ちゃん走りのような動きで水面を走るの!)、こんな過酷な自然の中を!とか、もう、それはそれは驚きと感動に満ちていて、すごくドラマチックで、ぜんぜん退屈しない映画でした。でもね〜、退屈してケータイ電話をパカパカ開いて、あのテラテラと明るい液晶画面を暗闇で光らせる人もいたんですよね。とほほ。娯楽大作でなら諦めもつくけど、こういうミニシアター系作品で映画通っぽい人しか来てなさそうな客層で、こんなマナーが悪い人がいるとはガックリでした。

 ところで、以前、これの昆虫バージョンって感じのドキュメンタリー『ミクロコスモス』ってのを見たな〜と思っていたら、同じ監督でした。そういうデータ的なことが全然頭に入っていない私、とほほ。ちなみに監督のジャック・ペランは俳優さんでもあり、映画では『ニューシネマ・パラダイス』で大人になったトトを演じた人といえば「あ、あの人か!」って思う人も多いのでは? この作品は、やはりスクリーンで見てこそでしたね。ビデオでは、ちょっと味わいがたい。この、まるで自分も鳥になったかのような気分は。しばし空飛ぶ気分になれた99分間でした。


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