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 わたしのグランパ

 話題の、小倉にOPENした「リバーウォーク北九州」の中にあるシネコンに行ってきました。席はゆったりしているけど、全席指定というのは、ちょっとなー。もっとも、この日見たときはお客さん3人(私も含めて)だったので、とっとと好きな席に移動して見ましたけどね。たった3人を、肩寄せ合ったように固めて指定席を決めるってのも配慮がないと思いますけど、窓口の人。

で、本題の映画の話。筒井康隆のこの小説は発売時にも話題になったので、読んだ人も多いかも。映画化にともなって現在文庫にもなっています。残念ながら私はまだ読んでいないんですが、あらすじは知っていたので、映画の配役を聞いて「う〜ん絶妙!」だと思いました。ムショ帰りの祖父と孫娘の話。この、過去にヤクザと一悶着あったらしい祖父ゴダケンを演じているのが菅原文太! もう、これを演じることが出来るのは、この人しかいないでしょう。あの70近い年齢でヤクザとの立ち回りのアクション・シーンもばっちりだし、なにかすごみを感じさせつつも、笑顔はむっちゃ優しくてあったかいし。弱きを助け強きをくじく、今の日本には少なくなった(いや、もしかして絶滅したとも言えるかも)一本スジの通ったカッコイイ正しい大人。こんなおじいさんなら、そりゃあ不良の中学生も一目おいてしまうよなーと納得です。そして、孫娘を演じているのは新人の石原さとみ。きりりとしていて芯が強そうな感じが、この役にぴったり。脇役で出ている浅野忠信も出番は少ないけど存在感があってヨカッタし音楽も良かった。仰々しくなくて。こういう話って、妙に感動的な仰々しい音楽がついてしまうと興ざめですが、この映画に関しては控えめで私好みでした。中途半端に都会で田舎な地方都市の中学生って、こんな感じなのかなーていうのも、けっこうリアルだったし。でも、あんなステキなおじいちゃんは、やっぱり、そうそういないよね....。という点では、ファンタジーになっちゃうのかなぁ。
 それにしても、もう本当に、どうしてこんないい映画が、こんなに地味に終わってしまうんだかな〜という感じで残念です。

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