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 My Big Fat Greek Wedding

 全米で奇跡のウルトラ・スーパー大ヒット作「My Big Fat Greek Wedding」は、インディペンデント・フィルム史上最大のヒットを記録したラブ・コメディーの傑作である。主演に今回の脚本、主役二役をこなすニナ・バルドロス。監督にアメリカのTVドラマを多く手がけてきたジョエル・ズイック。

<解説>

すでに公開されて1年が過ぎようとしているが、いまだに全米各地で公開されている映画がこの「My Big Fat Greek Wedding」なのである。大きな宣伝・広告もなく、ただ観客の口コミでスーパー大ヒットに繋がったという観客支持率が圧倒的人気の映画である。 ギリシャのことわざに曰く、"素晴らしいギリシャの女性に期待される事はただ3つ、ギリシャの男性と結婚し、ギリシャの子供を産み、そして自分が死ぬまで家族を養う事" この"お堅い"伝統を守るギリシャ・ファミリー出身の女性が、ギリシャ人以外のアメリカ人男性と恋におちてしまったからさあ、大変!家族、親戚を巻き込んだ大騒ぎになってしまった!この映画はアメリカにギリシャ移民として住むギリシャ・ファミリーの笑いと涙の物語なのである。主演は自身が本当にギリシャ・ファミリー出身のニナ・バルドロスで、今回のアカデミー賞に脚本家としてノミネートされた。

結婚適齢期を迎えようとしているヒロイン、Toula Portokalos(ニナ・バルドロス)が一人のアメリカ人男性とめぐり合い、恋愛し、そして自分の家族から自立していく姿が実にユニークなタッチで描かれていく。ギリシャ・ファミリーの不可思議な伝統、習慣をユーモアを交えながら見せていく展開は実に面白く、ヒロインを取り巻く家族、親戚のキャラクターがこれまたよく描かれている。日本映画で言うならば、「Shall we Dance?」の周防監督作品のような感じの映画なのである。

この映画をプロデュースした俳優トム・ハンクス夫妻の能力も大したものだが、「家族」「女性の自立」という奥の深いテーマを実に見事に描き切った脚本、演出も大したものである。すでにアメリカではTV局CBS放送がこの映画のドラマ化を実現している程、アメリカでは爆発的な人気がある作品であるが、確かに、この作品は面白く、アメリカの中の異文化をユニークな視点から見つめた傑作である。適齢期を過ぎかけた女性Toula Portokalosが、恋愛し、自立するにつれて美しくなっていく姿は見事の一言であった。

今回の評価100点満点中、90点。
(面白い作品です。劇場で思う存分笑ってみてはいかがでしょうか。必見はヒロインの父親のキャラクターだったりもします。またアメリカのアイドルグループN Syncのジョーイ・ファトーンも出演してます。お楽しみに)


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