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 「スマステーション」でおすぎさんが「\3000の価値あり」と大絶賛していた映画。でも、おすぎさんはトム・クルーズの大ファンだからなー、あんまアテになんない評価かもーと思っていた私。ごめんなさい! 確かにすんごい映画でした。やるじゃんスピルバーグ!って感じ。こんな複雑な映画も撮る人だったのかーっていう驚き。(だって『A.I.』がねぇ......。私はあれはあれで好きな映画だったけど)でもって、おすぎさんが「アメリカでは大コケしたのよ。アメリカ人バカだから、アメリカ人には難しすぎたのね話が複雑すぎて」ってきな大暴言をはいていましたが、確かに一瞬でも目を離すとストーリーがわかんなくなりそう。それで2時間25分の上映時間っていうのは、普段あんまり映画を観ない人には辛いかもなぁ。実際、今日私が観ていたとき、隣りのお客さんが計3回も途中で退席していて、他人事ながら「トイレ?! 映画の前にアイス食ったりジュース飲んだりしてるからだよ! もーう、そんなに席外していたら絶対にストーリーわかんなくなるってば!」と忠告したい衝動にかられました......。今思えば彼は、もうワケわかんなくなってしまってて理解することを放棄していたのかも(苦笑)。では、そんなにも難解なストーリーなのかといえば、冒頭30分くらいを忘れずにずーっとシッカリ観ていれば、この「謎解き」には一緒に乗れると私は思います。そう、この映画は「近未来SF」というよりは推理ものというかサスペンスというか、そういう要素が強いと私は感じました。そして「家族愛」ね。でも今までのスピルバーグ作品からすると、全体的にダークな感じ。見終わった後、気分スッキリというのは、あんまりないかも。来るべき未来は暗そうだなーと暗たんたる気分になる人も多いかもねぇ。トム・クルーズと一緒になって「追っ手から逃げるスリル」は十分味わえます。あー、しかし、内容については何書いてもネタバレになりそうで私は書けないっ! こんなことなら一人で見に行かなきゃ良かったよぉ。友達と一緒に観て、あーだこーだと自分が思う矛盾点(そう、私としてはいろんな矛盾点を感じたストーリー展開だったんだよねー)を語り合いたかった。という訳で友人知人の皆さん早くこの映画を観て私と語り合ってください(懇願)!

 では、これから見に行く人に忠告。上映時間が長いので、映画の前にトイレ行っておいたがいいかも。そしてトイレが近い人は水分控えめにして、一度も席を立たずに全編きっちり観ることをおすすめします。(話を理解するのを放棄するのでなければの話ね)近未来社会のデザインは、元”SF大好き少女”だった私には「うおー、かっちょいい!」と目を見張る映像でした。フィリップ・K・ディック原作の短編も、そのうち探して読んでみようと思います。あと劇中で使用されていた昔の映画(パンフレットによると1955年のアメリカ映画『東京暗黒街 竹の家』と1940年の『怪傑ゾロ』らしい)を探し出して観てみたい! 劇中で使われていたのが、すごい妙ちくりんな映像で「な、何だ?!」っていう感じのワンシーンだったんですよ。

<追記 12.18>さて、原作のほう読んで見ました。もう全然違う! まず主人公がもっと年で、自分よりも若くて野心満々のウィットワー(この設定もかなり違いますね)に脅威を感じているのです。妻は自分と同じ職場のバリバリやり手という設定だし。それに子供の話は出てこない。まぁ、あのエピソードは如何にもスピルバーグが足した感じだもんね。でも映像的な脚本にしたら、こういう風に変わるんだなーという感じですね。まぁ、私は「映画は映画で、よろしいんじゃないですか」といったところです。

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