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 レッド・ドラゴン

 「羊たちの沈黙」「ハンニバル」そして再びあのレクター・ハンニバル博士の悪夢が蘇る。レクター・ハンニバル博士シリーズのいわば第一章に当るのがこの「レッド・ドラゴン」である。主演にアンソニー・ホプキンス、エドワード・ノートン。監督に「ラッシュアワー」シリーズのブレッド・ラトナー。

<STORY>
舞台は1980年アメリカ、ボルチモア。レクター・ハンニバル博士(アンソニー・ホプキンス)は優雅な生活を楽しんでいた。クラシック音楽鑑賞会に贅沢な生活の日々。その一方で、ハンニバル博士はその優秀な頭脳を使い、FBIのウィル・グラハム(エドワード・ノートン)に事件解決の為のアドバイスもしていた。鋭い感性に、非凡な才能を持つハンニバル博士。しかし、その裏側にもつ残忍かつ狂暴な素顔はまだ誰も気が付いていなかったのだ。その恐るべき残虐な素顔が現われるとき、このレクター・ハンニバル博士の第一章が幕を切って落とされるのであった。

<解説>
「羊たちの沈黙」から遡る1981年に小説家トーマス・ハリスが書いた小説がこの「レッド・ドラゴン」である。シリーズ構成からすると、この映画が一番最初の物語になるというわけである。
レクター・ハンニバルを演じるのは、もちろんアンソニー・ホプキンス。冷徹な演技はシリーズそのまま引き継がれている。そして今回のハンニバル博士の相手役がエドワード・ノートンである。しかし、今回の本当の主人公はRalph Fiennes(「クイズ・ショー」等)演ずる、連続殺人魔Francis Dolarhydeなのである。自らを「レッド・ドラゴン」の化身と信じる狂気の男を見事に演じきっている。しかも、殺人犯ながら純粋な恋愛をしてしまうというニクイ演出が隠されているのだ。「ハンニバル」ほどの残忍なシーンは少ないが、ダークな内容、展開、そして映像はショッキングである。若干32才の監督ブレッド・ラトナーの演出もたいしたものである。が、しかし、思わず笑えてしまうシーンがあるのはご愛敬かもしれない。クラリスFBI捜査官に出会う前のハンニバル博士の物語を是非、劇場で堪能してみてはいかがだろうか。

今回の評価100点満点中、80点。
(何と言っても今回の見所はRalph Fiennesのサイコ役である。ご期待下さい)

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