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 「猫の恩返し」、「ギブリーズepisode2」
<ミーハー通信竹下さんの映画日記>

 あああ、7月最後を面白い映画で締めることが出来て良かった! スタジオジブリ制作の最新アニメなので、すごく期待している人も多いでしょうが、まず書いておくと『猫の恩返し』は『千と千尋の神隠し』みたいな大作ではないです。もっとフツーの(とはいっても少女マンガがベースなので、お話はいかにも夢のあるお話ではありますが)軽やかなお話。でも私は、楽しく観れたし、後味も良くて、これはこれで好きな世界でした。

 女子高校生ハルが、ある日、事故に遭いそうだった猫を助けたことから、一方的ではた迷惑とも思えそうな「猫の恩返し」を受けるというもの。この危機を救ってくれるのが別の猫さんたちなのですが......。
 もともと、この作品はビデオの中編として準備されていた作品らしい。どことなく、そんな感じはしますね。ポスターで使われている、ハルちゃんが目を閉じて草に寝っ転がっている絵がありますね。ノンビリのほほ〜んとして、見るからに「あー、なんか気持ちよさそう〜」って感じの。あんな感じが全編をおおっている作品だなーと私は感じました。

 声を担当しているのはアッと驚くくらい豪華な俳優陣です。そして、どのキャラクターも実にハマっていたと思います。ヒロインの女子高校生ハルちゃんの声は池内千鶴。チーちゃん。私、俳優としての彼女が大好きなので(NHKの朝ドラ『ほんまもん』はお話が途中から重くなったので後半ほとんど見なかったけど....。)嬉しかったです! 今回の声は、すごくキャラクターに合っていたと思いますね。ハルちゃんのキャラクターというのは「明るくてちょっとドジで、けっこう周囲に流されがち」という感じ。大変な事態なのに「でも、猫になるのもイイかもねっ」なんて思ってしまう、ちょっと呑気なところが可愛いのです。(でも、それが命取りになるんだけどねぇ。)そして猫の伯爵バロンの声が、袴田吉彦。彼もまた適役ですねー。彼に関しては、これまで声だけを取り出して意識したことはなかったので「こんな渋いイイ声だったんだ!」という驚きが。凛々しくて紳士的で、すごく素敵でした。

 昨年の『千と千尋〜』では「ハク、好き...(・はぁと)」と思った私でしたが、今回は「バロン、素敵...(・はぁと)」となりました。あはは。でも女子の皆さんは年齢関係なくホレそうなキャラクターですよ。ストーリー的にも。やっぱ、上映時間が1時間15分だから、どうしたってお話がチャッチャッチャッという感じで進んでしまうなーって思ったけど。でも子供たちが飽きないで見られるという点ではイイのかも。エンディングで流れる歌、つじあやの『風になる』が、これまた軽やかでいい歌です。

 どの映画館もそうなのかどうかはわからないけど、私が観た映画館では、先に『ギブリーズ episode2』(25分)が上映されて、5分間の休憩。それから『猫の恩返し』(1時間15分)が上映という形でした。この2本が終わるまで、もちろん、客の入れ替えはナシ。2本観ても2時間に満たないです。
『ギブリーズ episode2』のほうが短いけれど濃いい作品ですね。アニメの手法とかド素人の私にはわかりませんが、そんな私ですら「これ、ものすごく凝っているのでは?!」と思いましたもん。ネタバレしない程度に作品のことにふれると。エピソードごとに絵柄がガラリと変わって、それも楽しかったんですが、私がストーリーも絵柄も一番好きだったのは「初恋」のお話。懐かしくて、ちょっとホロリときました。ウケたのは「カレー」の話かな。もう「んなバカな〜!(笑)」の世界。つまり私が好きなタイプの笑いの世界でした。帰り道にカレー食べたくなったもんね、私。(単純!)それぞれのキャラクターの声を担当しているのが、アッと驚くくらい豪華な俳優陣です。「ゆかりさん」のクールビューティーっぷりにホレた私でしたが、声が誰なのかを知って、あっと驚き納得して、二度ホレましたね。えっ、誰なのかって?! それは映画を観てのお楽しみ。

 結論。涼みがてら映画館に行って観て、ソンはない作品だと思いますよ。特に今年の夏ってば、すごい猛暑だし!軽やかな、こういう映画、イイんじゃないでしょうか。家族連れでも楽しめる作品ですしね。
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