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  <ミーハー通信竹下さんの映画日記>

  利重剛監督久々の新作は、ボリス・ヴィアン『うたかたの日々』をベースに舞台を日本におきかえた純愛物語。私はこの小説を読んでないけど、いやー、きっと小説の世界は損なわれてないと思います。すごくピュアな物語。多分、人によっては気恥ずかしくなるような。ともさかりえが、案外と良かった。少女っぽくもあり母性的でもあり。この人、こんなに素敵だったか?! と、驚くくらい。利重剛監督の手腕でしょう。彼女が「誰でも生まれていつか死ぬんだから、死ぬ途中なんだから。その途中のひとときに少しでもたくさんアナタと一緒に居たいの」というような台詞にはウッときました。そして青山真治監督が俳優として出ているとは知っていたけど、一体どんな役かと思いきや、「カリスマ作家(しかも、かなり胡散臭い!)」で、案外と上手かったので驚きました。ラストで永瀬正敏につられて私も号泣。小説のほうも今度読もうと思いました。
 そういや不意に思い出したけど、以前、福岡図書館に石井聰互監督と利重剛監督が何かのイベントで来たことがあって(ぴあフィルム・フェスティバルか何かだっけ?!)そのとき握手してもらったんでした、私。つい先ほどまで舞台で話していた二人が終演後のほほんとロビーにて談笑しておられたので、ミーハーな私としてはもう何の迷いもなくツカツカと歩み寄って(今思うと、なんて図々しい!)、利重監督に「あのあの、利重監督! 大ファンです!『BeRLiN』も大好きでした、3回観ました(これホント!)」って話しかけたら「おおぅっ! そうですか! ありがとう、ありがとう!」って両手で包み込むように握手してくれて、えらいエエ人でした。

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