3才7ヶ月の息子のでべそについて質問です。生まれて一ヶ月の時、針で突いたら破裂しそうなほどパンパンにおへそが膨らんでいました。今は 少し出ているおへそとたるんだ皮膚が気になります。外科の先生に聞いたところ「でべそは身体的に問題はありません。ただ学校に行きだしていじめられたりして精神的に困ったら手術しましょう」との事でした。でべそが早く手術すればするほど結果がよいのならすぐにでも病院にいくつもりなんですが、どうすべきなのでしょうか?

このような「でべそ」は、「臍ヘルニア」と言われるものです。これは、へその下の筋肉に割れ目(ヘルニア門)があり、そこから腸がへその部分の皮膚に包まれて出てくるものです。新生児の1、2割にも見られ、多くは生後1週間くらいからへその部分が出てきます。かなり大きくなるものもありますが、9割以上は1才頃までに自然に治ってしまうため、普通は1才頃までは何もせずに様子を見ます。昔行われていた、へその部分に硬貨をあてて絆創膏で押えるという治療ではテープのかぶれを起こしやすく、十分な効果も期待できないので今は行われません。

 1才を過ぎてもヘルニア門が閉じない場合は、専門医(小児外科)に紹介します。体が大きくなってくると、腸の体積に対するおなかの容量が大きくなってきて、内側からの圧力もかからなくなるので、ヘルニアは出にくくなってきます。実際に手術をするのは、2、3才過ぎになると思います。

 ヘルニア門が閉じている場合は、基本的には手術は必要ありません。皮膚のたるみを本人や親が非常に気にする場合、服とこすれるなどして炎症を繰り返す場合などは手術をすることもありますが、美容的な意味の手術になります。気にならなければ放っておいてもかまいません。手術に全身麻酔が必要なことなども合わせて、手術の要否、時期などを決めます。手術時期の早い遅いは、あまり結果に影響を与えません。


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