1歳になる子ですが、あせもがよくできます。何か対処法はありますか?

あせもは、汗による皮膚炎ですから、夏場には多かれ少なかれあせもができる子の方が多いと思います。治療、予防は、他の湿疹性疾患と同様に、皮膚をきれいにすることと、皮膚の表面を保護することです。

 皮膚の汚れを落とすためには、お風呂で洗うのが一番です。刺激が少なく、脱脂力の弱い石鹸で洗ってあげます。皮膚が弱い子の場合は、弱い石鹸でも皮膚の油を落としすぎて乾燥が進み、湿疹がひどくなることがあるので注意します。また、タオルやガーゼでごしごしこすると皮膚を傷つけてかえって悪化させることもあります。この場合は、手のひらに石鹸をよく泡立てて体を洗い、その後石鹸をよく洗い流すようにします。

 皮膚の保護は、皮膚の状態に応じて行います。入浴後にほんのりと赤みがあるような場合は、皮膚のほてりを抑える、あせもローションのようなものがよいでしょう。赤みが強い場合は、非ステロイド系やステロイドの外用剤を、皮膚の状態に応じて使用します。かきむしってじくじくしているような場合は、抗生剤の入っているものを使います。乾燥が強い肌の場合は、入浴後なるべく早く(15分以内くらいに)乾燥止めの軟膏を塗ります。保湿作用のある入浴剤も有効な場合があります。

 いずれの場合も、よくならない、かえって悪くなる場合は、薬が肌に合わないせいであることもあるため、だらだら使用せず、皮膚の状態を診察してもらって薬を変更してもらうようにします。また、皮膚の状態の悪化、改善に従って、薬を変えていく必要があり、ひどい状態になる前に少し強い薬で抑えた方が結局早く治ります。


*このページで掲載している内容については、一般的なことをお答えしております、具体的な事柄の判断や決定にあたっては、かかりつけ医等に相談して下さい

徳永せんせいへの質問を受け付けています。
 お子様の年齢と質問したい内容を具体的に記入して、電子メールにてお送りください。
 送られてきたメールから、毎月4つの質問を選んで、Q&A形式でこのページへお答えを掲載
 いたします。(お答えできるメールは4つのみとなります)
 【 送り先電子メールbabyroom@elf.coara.or.jp 】

過去のQ&Aへ

 

トップへ