生まれてから3ヵ月半ころまでは、混合栄養で、5ヶ月から離乳食をはじめ、ヨーグルト、カッテージチーズ、ミルクなども与えていました。5ヶ月の終わりころに、突発性発疹にかかり、時々激しく嘔吐するため、吐き気止めの座薬を使ったりしました。それ以来、乳製品を食べると2時間後くらいに嘔吐し、しばらく乳製品をやめていましたが、1月ほど空けて再度(ほぼ8ヶ月のころ)ヨーグルトを3さじほど与えたところ点滴までするほど吐いてしまいました(3時間後)。その際に血液検査をしたところ、ミルクアレルギーはマイナスなので、ミルクアレルギーではないといわれましたが、その後どう対処したらいいものか、とりあえず現在乳製品と思われるものは与えないようにしています。(9ヶ月、女児)

食物アレルギーをきちんと診断するためには、

1)病歴の確認(どんなものを食べたときにどんな症状が出たか。必要があれば、食物日誌をつけるなどして確認する。)

2)皮膚試験(疑いのある食べ物の成分を皮膚につけて、反応を見る)

3)除去試験(疑いのある食べ物を食べないようにして、症状が軽くなるかどうかを見る)

4)経口誘発試験(除去試験の後に、疑いのある食べ物をあげて、症状が強くなることを確認する)

という手順を踏みます。(けっこう手間がかかります)。

 血液検査は、疑いのある食物で数値が高ければ診断の補助になりますが、数値の高さと実際の症状の強弱は必ずしも一致せず、数値がほとんど上がっていなくても強い症状が出ていることもあり、注意が必要です。診断は、1)までは一般小児科の外来でも可能と思いますが、2)〜4)はアレルギーの専門外来で行う必要があります。

 ご質問のお子さんは、血液検査でミルクアレルギーの数値は上がっていないようですが、実際に症状が出ているので、食物アレルギーの可能性はあると思います。まず、ヨーグルト以外どのような乳製品で症状が出るのか、加工品でも症状が出るのかを確認する必要があると思います。たとえば、牛乳そのものとヨーグルトでは症状が出るが、ミルクや、牛乳を材料に使った食べ物(ビスケットなど)では大丈夫、と言う程度でしたら、牛乳とヨーグルトはしばらく控えて離乳食を進めていってよいかもしれません。

 しかし、もっと多種類のもので症状が出る、あるいは出そうで恐い、症状が強いので心配、という場合は、専門家の診断を受けた方がよいでしょう。本当にアレルギーなら、どんなものを食べてはいけないか、代わりにどんなものを食べさせるか、といった指導を受けないと、アレルギーを治していくことができないばかりか、成長に必要な食べ物を食べさせてあげられず、栄養上の問題が出てくることも考えられます。


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