私の妊娠中に、1歳4ヶ月の息子の予防接種(水ぼうそう、おたふく風邪)に行きたいと思いますが、私に水ぼうそう、おたふく風邪の予防接種したことがあるか、かかったことがあるかはわかりません。子供に予防接種をして、私に感染することはありますか?打ってもよいのなら妊娠期間のどの辺りがよいのでしょうか?

 

 水痘ワクチンとムンプス(おたふく風邪)ワクチンは「弱毒生ワクチン」と呼ばれ、毒性を弱めたウイルスを注射して病気の免疫をつけるものです。「生ワクチン」は生きているウイルスを使ったワクチンのため、ウイルスの力が再び強くなり病気の症状が出ることがごくまれにあります。

ただし、その場合でも自然のウイルスに感染した時と比べると症状が弱いことが多くなります。たとえば、同じ弱毒生ワクチンの麻疹ワクチンは接種後しばらくして発熱することがありますが、発疹など他の症状がそろうことはまれです。

水痘ワクチンに関しては、副反応として水泡ができることがごくまれにありますが、そこから他の人に感染を起こす可能性は、きわめて低いと考えられています。
ムンプスワクチンでもまれに一時的な耳下腺腫脹や発熱が見られることがありますが、症状が出た人から他の人への感染については私が調べた限りでは記載がなく、ほとんど起こらないと考えてよいのではないかと思います。

予防接種のワクチンウイルスによってお子さんが発症しそれが母親に感染するよりは、水痘やムンプスのお子さんにから感染する方が、確率的には相当高いと思います。また、自分の子どもが保育園などで感染した場合は、免疫のない母親はほぼ確実に感染するでしょう。そう考えれば、お子さんのワクチン接種は特に時期は気にせずになるべく早くを受けた方がよいことになります。ただし、ワクチン外来を普通の病気の診療とは時間を分けて行っている病院を選び、病院で病気をもらわないようにする配慮はした方がよいでしょう。

                         徳永洋一 


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