1歳10か月の娘です。3か月時にミルクアレルギーを指摘され、以後、卵、大豆、魚類など計15種類のアレルゲンを指摘され除去食を行っています。先日そばアレルギーと診断され、クラス5でショックを起こす可能性もあるといわれました。そばを食べたことはありませんが、そば打ちを時々する義父宅に預けたときに、赤い湿疹ができて大泣きしたことがあります。そばアレルギーが分かってからはなるべく連れて行かないようにし、行ったときにもそば打ちをする台所から離れて過ごしています。このようにしていれば、アレルギーの程度は少しずつ軽くなるのでしょうか。

 

 「除去食」は、アレルゲンとなっている食物を食べない期間を十分に長く取ることで、体のアレルゲンに対する反応性を弱めていく方法です。
ご質問の方は除去食を行い、そば粉との接触にも気をつかっておられるようなので、十分に時間をかければアレルギーの程度は軽くなっていくことが期待されます。

アレルギーが強い場合には、加工品にほんのわずかアレルゲンが混ざっているだけでもアレルギー症状を起こすことがあります。逆に、十分に加工していればアレルギー症状を起こさない場合もあります。不十分な制限ではアレルギー症状が出ることがありますし、過剰な制限をすると食べられるものが少なくなってしまいます。どの程度の加工品までは大丈夫なのか、担当医と十分に相談してください。

特に、多くの食品に対するアレルギーが診断されているようですので、栄養不良にならないように、どのような食品を除去するか、代替食品としてどのようなものを取るのかを確認してください。年齢が上がると摂取できる食品の範囲も広がってくるはずですので、定期的な受診と、定期的な検査が必要です。

そばは種々のアレルゲンの中でも強いアレルギー反応を起こすものとして知られています。食堂などで、そばをゆでたのと同じ鍋でうどんをゆでていると、そのうどんを食べただけでアレルギー反応を起こすことがあります。もし、そば粉を吸い込んだだけでもアレルギー症状が出るのであれば、そば打ちをする前後 の訪問は避けた方がよいかもしれません。

食物アレルギーの診断や除去食については、

食物アレルギー
http://www.coara.or.jp/baby/dr/1999/39.html

卵アレルギー
http://www.coara.or.jp/baby/dr/1999/93.html

もご一読下さい。

                          徳永洋一 


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