4ヶ月の男の子です。10月21日にポリオの予防接種を受けたためツ反は12月まで受けられませんが、6ヶ月以降はツ反、BCGは受けられないと聞きました。もし、体調が悪く受けられない時はどうすればいいのでしょうか。やはり、必ず受けたほうがよいのでしょうか?

 

 BCGは結核を予防するためのワクチンです。これまでは4才未満に定期接種として接種していましたが、結核に関する法律(結核予防法)が改正され平成 17年4月より、定期接種は生後から6か月に達するまで(つまり、生後5か月目の終わりまで)となり、6か月以降は任意接種(有料)となります。

また、これまではツ反の判定後にBCGを接種していましたが、4月以降はツ反なしで直接BCGを接種する方式に変更になり、1回の受診で接種が終わるようになります。

結核菌は肺結核を起こすだけでなく、乳幼児では「結核性髄膜炎」などの重症な病気も起こしやすく、BCGによりそのような重症な結核感染症を防ぐことが できます。「生後6か月までの接種」というのは、乳児期に確実に接種して重症化を防ぐ、という方針によるものです。結核性髄膜炎は6か月以上でも起こるため、6か月を過ぎて任意接種となった場合でもできるだけBCG接種を受けた方がよいでしょう。

ご質問のお子さんは、平成17年4月には6か月を超えていますが、3月まではまだ定期接種として無料で接種可能ですので、体調のいい時を選んでできる限り3月までに接種をされることをお勧めします。

なお、BCGの接種は、市町村により年2ー3回の集団接種から個別接種まで様々です。法律の改正に対応するために、例年より接種回数が増えている地域も あります。また、地域によっては1才になるまで定期接種として打てる場合もあります(接種医の確保が困難な過疎地域など)。詳しくは地域の保健所や役場の保健課等に問い合わせて確認してください。

        

                     徳永洋一 


*このページで掲載している内容については、一般的なことをお答えしております、具体的な事柄の判断や決定にあたっては、かかりつけ医等に相談して下さい

徳永せんせいへの質問を受け付けています。
 お子様の年齢と質問したい内容を具体的に記入して、電子メールにてお送りください。
 送られてきたメールから、毎月4つの質問を選んで、Q&A形式でこのページへお答えを掲載
 いたします。(お答えできるメールは4つのみとなります)
 【 送り先電子メールbabyroom@elf.coara.or.jp 】

過去のQ&Aへ