(1)右腕のひじ横に1cmほどの苺状血管種があります。少々盛り上がっている程度です。早期のレーザー治療がきれいになるということですがいかがでしょうか。

2)1ヶ月検診の時に頬にあざがあるかもしれないと言われました。薄い赤色、線状であまり目立たず、境目もありません。「色が濃くなったりしたら、また診せてください」ということでしたが、女の子なので顔にあざがあるといわれると気になります。

3)生後5ヶ月の娘です。生まれたときから、左太ももの裏側半分ほどからふくらはぎの上部にかけて(長さ8〜9cm)黒あざがまだらに広がっています。治療の時期、期間、方法、影響などについて教えて下さい。

 

 1あざについてのご質問を3ついただきましたので、まとめてお答えします。

1)は、ご質問に年齢、性別の記載がありませんが、イチゴ状血管腫は一般的に早期のレーザー治療の方がきれいになります。しかし、血管腫が小さい場合や、お子さんが男の子で成長してからもあまり気にしないだろうと思われる場合には、必ずしも積極的な早期治療を行わなくても「自然に消えなかったらレーザー治療」でよいと思います。女の子の場合は、水着を着たときに隠れる位置にある血管腫なら治療しなくてもよいかも知れません。

2)の場合は「色が濃くなってきて血管腫であると考えられるなら治療が必要となる可能性がある」という意味で言われたのだと思います。お母さんが気にならないくらい淡いものであれば治療は必要ないと思いますが、場所が顔ですので、やはり診断をきちんとすることが大切と思います。

3)は黒あざですが、これは、ものによってはレーザー治療でも十分に消えない場合もあるそうです。

いずれの場合も、一度早めに皮膚科か形成外科で見てもらい、きちんとした診断をつけることが必要でしょう。それにより、自然経過でどの程度まで治る、あるいは治らない可能性があるのか、レーザー治療でどこまできれいになるのか等を説明してもらって下さい。

お子さんのあざですから、本人が将来どの程度気にするかは本当のところ分かりません。ご両親が気にするかどうかで治療をするかどうかが決まってきます。納得がいくまで説明してもらい考える必要があります。

なお、治療時の痛みについては、新しい機械の方が痛みが少ないということもあるようです。麻酔については、必ずしも年齢が低いから全身麻酔になるというわけではなく、むしろ小さい時期は何人かで体を固定して治療し、体が大きくなって動きが激しくなると麻酔が必要になる場合もあります。麻酔の要否、治療回数(期間)、金額などは、あざの大きさや部位によっても判断が変わるので、個別に確認された方がよいでしょう。

                           徳永洋一 


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