4か月の男の子です。そろそろ春になり、お散歩に連れて行きたいのですが春の紫外線は強いと聞き、心配です。日焼け止めクリームなどは、市販のものでも大丈夫なのでしょうか?赤ちゃん用の日焼け止めクリームなどは病院で処方してもらえるのでしょうか

 

 治以前は「くる病」の予防のために赤ちゃんの日光浴が勧められていましたが、栄養状態の改善やビタミン剤による治療の普及などによりくる病は減り、最近では紫外線による皮膚炎や皮膚ガンの事がクローズアップされてきました。母子手帳からも「日光浴」の言葉が削られて数年になります。

いわゆる「日焼け止めクリーム」は、保険適用のものはないようです(日焼けによる炎症を治療する薬はあります)。市販のものでも乳児用をうたったものは使ってもよいのではないかと思います。ただし、外用薬は人により皮膚に合わないこともあり、つけてみてかぶれたりするようであれば別のものに変更する必要があります。紫外線を防ぐ効果が強いものは皮膚への刺激も強いことが多いので、乳児には弱めのものを使った方がよいかも知れません。

塗り方にも注意が必要です。露出している皮膚にはすべて塗る必要があり、ある程度厚く塗らないと効果がありません。汗で流れてしまうので、2時間ぐらいたつと塗り直す必要があります。

日焼けを防ぐには、日焼け止めクリームに頼るだけでは不十分です。日光の紫外線は、季節では春先から夏(4月から8月)、時刻では昼前後(10時から14時頃)がもっとも強いため、お散歩などはこの時間を避けた方がよいでしょう。また、曇りの日でも屋外に長時間いると日焼けをしてしまいます。露出部位の少ない衣服をつけたり、帽子やベビーカーの日よけなどで直射日光が皮膚に当たるのを少なくする事も大切です。

                        徳永洋一 


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