5歳の長男は1歳時に2度熱性けいれんを起こしたことがあり、発熱時にはダイアップ坐薬を使用しています。おたふく風邪は幼少時にかかれば軽く済むから わざわざ予防接種を受けなくてもよい、との意見もありますが、
・息子のようにひきつけた事がある子は接種しておいたほうがよいのでしょうか?
・また、もしかかってしまったら、ダイアップや解熱剤は使用してもよいのでしょうか?
・流行している時に接種しても問題ないでしょうか?

 

  5熱性けいれんを起こすお子さんでも、予防接種は基本的にすべて行ってかまいません。予防接種で予防できる疾患の多くは高い熱を出します。熱性けいれんを起こすお子さんは、任意接種のものも含めてむしろ積極的に接種を受け、それらの疾患を予防した方がよいというように考えます。
しかし、ワクチンによってはそれ自体で熱を出しやすいものもあり、接種には注意が必要です。またお子さんのけいれんの状況などによってもどのように接種していくかが異なる場合もあります。
熱性けいれんを起こすお子さんへの予防接種の際には、
・かかりつけ医による個別接種で行う
・それぞれの予防接種の必要性、副作用、効果などについて十分に説明を受ける
・接種後の発熱、けいれん時の指導を十分に受ける
などの配慮が必要です。

ご質問のお子さんのおたふく風邪ワクチンの接種についても、基本的には接種していく方向で考えてよいと思います。また、おたふく風邪にかかった時には他の発熱時と同じようにダイアップ坐薬を使ってけっこうです。
熱性けいれん時のダイアップ坐薬の使い方は、

熱性けいれん
http://www.coara.or.jp/baby/dr/1999/38.html
熱性けいれんの治療
http://www.coara.or.jp/baby/dr/1999/79.html
も参考にして下さい。

流行中の接種については、考え方は色々あると思いますが、私は接種してもよいと思います。接種してもおたふく風邪にかかってしまうかも知れませんが、だからといって副作用が出やすいなどの悪影響もありません。また、予防接種にしろ実際感染するにしろ、免疫はつきますので、以後おたふく風邪にかかる 心配をしなくてよい事を考えると接種するメリットはあります。デメリットとしては、ワクチンの副反応が起こった時に、ワクチンによるものか自然の罹患によるものか分かりにくいということが挙げられます。

いずれにしても、熱性けいれんの指導をしてもらっているかかりつけ医に相談した上で、どのように接種していくか決めていって下さい。
        徳永洋一 


*このページで掲載している内容については、一般的なことをお答えしております、具体的な事柄の判断や決定にあたっては、かかりつけ医等に相談して下さい

徳永せんせいへの質問を受け付けています。
 お子様の年齢と質問したい内容を具体的に記入して、電子メールにてお送りください。
 送られてきたメールから、毎月4つの質問を選んで、Q&A形式でこのページへお答えを掲載
 いたします。(お答えできるメールは4つのみとなります)
 【 送り先電子メールbabyroom@elf.coara.or.jp 】

過去のQ&Aへ