2歳の男児です。保育園に「水疱瘡になったけど、もうかさぶたになって行ってもいいと言われた」と言ってつれて来られている子がいます。同じ部屋で毎日過ごすのですから感染するのではないかと、毎日ひやひやです。まだかおにかさぶたがありました。水疱瘡は感染しやすいものでしょうか?ふれあったりで感染したりするでしょうか。

 

水疱瘡(みずぼうそう、水痘)は、水痘ウイルスによる感染症です。半透明の皮をかぶった水疱が全身にできますが、この水疱中の液体の中に水痘ウイルスがたくさんいて、これに接触すると感染します。また、ノドにもウイルスがおり、飛沫感染(唾液の飛沫による感染)も起こします。水疱が出てくる1-2日前から感染力があり、新しい水疱がなくなってすべてかさぶたになると感染はしなくなります。その期間は普通、5日から1週間程度です。その間の感染力は強く、家庭内に未感染の兄弟がいればほとんどが感染してしまいます。

ご質問の場合は、すべての水疱がかさぶたになっていればそこから感染することはありませんので、この段階での接触を気にする必要はありません。

しかし、水疱が出る前に感染している可能性もあります。潜伏期間は14〜21日間(ほとんどが14、5日)ですので、それが過ぎてから発症する可能性もあります。また、本人は感染していなくても保育園の他のお子さんが発症して、そこから新たに感染することも考えられます。

潜伏期間が過ぎる12、3日目あたりから、皮膚の様子をよく観察して下さい。そして、疑わしい発疹が出たらすぐに小児科に見てもらってください。水疱が出て48時間以内であれば、ウイルスの力を押さえる薬がありますので早く見つける事が大切です。

               徳永洋一 


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