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母乳の量はアルコール摂取によって多くなったり少なくなったりはしないようですので、乳房が張るのは水分を多く取ったり授乳間隔があくためではないかと思います。また、多量のアルコール摂取は、母乳の排出反射(赤ちゃんが乳首を吸った時などに乳腺が収縮して母乳を押し出す反射)を妨げますので、母乳が出にくくなって乳房が張りやすくなるかも知れません。 飲酒後の血液や母乳中のアルコール濃度は、30分〜1時間と比較的短時間で最高値に達します。また、1合(180ml)の日本酒の中のアルコールが完全に酸化されるのには約3時間かかるとのことです。この数字にはもちろん個人差があります。(ビール大瓶1本は日本酒1合とだいたい同じアルコール量となるそうです。) しかし、体の中でアルコールが処理されるまでにかかる時間には個人差があり、何時間なら大丈夫かというのはなかなか言えません。また、搾乳しても、多少はアルコールの混じった乳汁が乳房の中に残ってしまうかも知れません。母親が飲酒すれば母乳を飲んでいる赤ちゃんの体には、多少はアルコールが入っていくと思っておいた方がよいでしょう。 普通量のアルコールを時々飲んでいるだけなら授乳しても赤ちゃんに大きな問題は起こらないと思いますが、一度に大量に飲んだり、慢性的に飲むことは避けるべきでしょう。病気の治療薬とは違って、アルコールは必ずしも飲まなくてよい「薬物」なので(効能は「リラックス」?)、やはりできるだけ飲まない方向で考えてもらう方がベターと思います。
徳永洋一 |
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*このページで掲載している内容については、一般的なことをお答えしております、具体的な事柄の判断や決定にあたっては、かかりつけ医等に相談して下さい |
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