生後2ヶ月くらいから便が少なくなり、2〜3日出ないと便秘ではないかと心配になります。便がコロコロしていて、いきんでいます。便秘の時にはどうしてあげたらいいでしょうか?

「便秘」とは、何日か便がでなくて、なおかつ、おなかが張っているとか、飲みが悪くなるとか、便が硬くてかなりいきまないと出ない、とかいう症状をともなうものを言います。乳児、特に母乳だけの子の場合、もともと便が水っぽいので、粘っこい便でも出にくいことがあり、便秘といえます。逆に、2、3日おきでも定期的に便が出ていて、他に症状がなければ便秘とは言いません。乳児に限らず小児では便秘で吐く子も多く、かん腸で便が出たら吐き気がおさまることも小児科の外来ではしばしばあります。

 さて、ご質問のお子さんはコロコロ便をいきんで出しているので、便秘と言えそうです。水分をとる量が少ないと便が硬くなりやすいので、しっかり水分をとらせます。母乳だけの子の場合には、母乳が少なくて一日にとる水分量が少なくなることもあり、ミルクなどの水分を足すと便秘がよくなることもあります。ミカンやプルーンの果汁は腸を動かして便を出やすくする効果があるので飲ませてみて下さい。「綿棒かん腸」も効果があります。これは、綿棒の先にベビーオイルなどをつけて滑りやすくし、肛門から差し込んで刺激するのですが、差し込むだけでなく少し肛門を押し広げるようにするのがコツです。最初は小児科で要領を教えてもらうと良いでしょう。お尻をふく要領でお尻ふきを肛門に当て、肛門を少し押し広げるように押さえるのも効果があります。

 ある程度やっても便が出にくいようなら、小児科でかん腸してもらうとよいでしょう。また、便が出やすくなる坐薬や軽い下剤を使うこともあります。乳児期は、哺乳の状態や、寝返りなどの運動の状態によって便の出方も変わっていきますし、離乳食が始まるとまた便性も変わってきます。かん腸などを長く使わなければならないことはほとんどありません。気軽に小児科に相談してもらえればよいと思います。


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