鼻水があり、小児科で抗生剤などを一週間分処方されました。鼻水はなかなか止まらず、耳を指で掻きだしたので耳鼻科に行くと、副鼻腔炎、中耳炎の治りかけと言われ、別の抗生剤を処方されました。その後、1週間毎に耳鼻科を受診していますが、鼓膜が赤いということで3週間、毎回違う抗生剤を処方されています。こんなに長く抗生剤を飲んで耐性とかはできないのでしょうか?またなぜこんなに長引くのでしょうか?生活のアドバイスとかありますでしょうか?そして この風邪と中耳炎がよくなったら、副鼻腔炎の薬をまた長い期間のまなければ ならないのでしょうか?

抗生剤によって耐性が出ないようにするためには、病気に合わせて適切な使用をすることが大切です。病気の種類(肺炎、中耳炎、腸炎、など)や年齢などに応じた抗生剤の使い方を選択し、できれば細菌培養の検査をして病原菌の種類やどの抗生剤が効くかを確認します。

 最近は耐性菌による治りにくい中耳炎が増えており、治療に苦労することがあります。治療法や抗生剤の選択は、症状(発熱、耳の痛み、耳漏など)、鼓膜の所見、年齢などによって、またどれくらい頻繁に通院してもらえるか、などによっても変わってきます。

 経過が長ければ、鼓膜切開をして細菌培養による確認をする、注射の抗生剤を使う、あるいは鼓膜にチューブを通すなどの特殊な治療が必要なこともあります。また、慢性の中耳炎(滲出性中耳炎)になっている場合は、少量の抗生剤を1、2か月続けて飲む治療をすることもあります。

 日常生活では、鼓膜に穴があいている場合は水泳は控えるようにします。

 また、鼻をかむときに鼻の穴を押さえず両方同時にかむと中耳炎になりやすいため、片側ずつ押さえてかむようにします。

 副鼻腔炎には急性副鼻腔炎と慢性副鼻腔炎があり、慢性のものは長期に治療する必要があります。

蓄膿症(副鼻腔炎)

http://www.coara.or.jp/baby/dr/1999/131.html

を参考にして下さい。

               徳永洋一 


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