もうすぐ1歳を迎える女児ですが、食事を嫌がり、無理して口に含ませると、拒否反 応なのか、何時間も前に飲んだ母乳までも吐いてしまうことがあります。母乳に対す る執着心があって、ひどいときは1時間もしないうちに欲しがります。自分自身が病気になった時や、子供と共倒れしたときなど、母乳のため薬がもらえず、いつも苦し い思いをしています。そんな時、断乳したい、と強く思うのですが、離乳食が進まな いので結局飲ませてしまいます。夜泣きも2〜3回あり、毎日くたくたでいろんなこ とがおざなりになっています。こんなタイプの場合は、どんな断乳法がいいのでしょ うか、是非、アドバイスをお願いします。

この方の場合は、断乳というよりも、離乳食の進め方、ということを中心に考えられ た方がよいと思います。

 離乳食を食べる量が非常に少ないのであれば、母乳をやめていくためには離乳食の量 を増やすことが必要です。1歳前後になると、母乳の栄養価はだんだん下がってくる ため、栄養の主体が母乳のままだと必要な栄養を十分にとれなくなっていきます。ま た、食べる量と同時に、離乳食の種類と固さも月齢相応のものが食べられるようにし ていく必要があります。1日の栄養が足りているかどうかは、体重の増加で判断します。

 現在どの程度のものを食べているか(種類、量、固さ)、食べ物に対する興味はどう かなどと、これまでの体重の変化と合わせて、小児科で相談してみてください。2, 3日、食事日記のようなものをつけて持っていくと、分かりやすいと思います。

 体重が十分に増えていて栄養は足りているはずなのに1時間もしないで母乳を欲しが るとすれば、おなかがすいたというよりもスキンシップなどを求めてのことかも知れ ません。お子さんの発達に応じた遊びやスキンシップをとってあげる必要があると思 います。その他にもぐずる原因となる不快なことがないかどうかはチェックして下さ い。また、お子さんの相手をすることでおかあさんが疲れてしまい、お子さんも不安 定になる、という悪循環を起こしているなら、おかあさんが十分に休める方法も考え なければならないと思います。

 離乳食の進め方、お子さんへの対応については、小児科のほか、保健所等でも相談に のってもらえると思います。

 

               徳永洋一 


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