現在小学校4年生の男の子です。殆ど毎日おねしょをしています。夕方から水分はと らにようにしています。布団が濡れるようなおねしょは、10日に1回ぐらい、あとは 毎日パジャマの前が濡れる程度のおもらしです。そろそろ高学年、困っています。宜 しくお願いします。

おねしょ(夜尿症)のおうちでの対応については

おねしょ

http://www.coara.or.jp/baby/dr/1999/24.html

に書いていますので、まずここを見て下さい。

 夜尿には、赤ちゃんの時からずっと続いている「一次性夜尿」と、一度は夜尿がなく なったのに途中から出てきた「二次性夜尿」とがありますが、9割以上は一次性夜尿 です。

また、夜尿の起こり方から見ると、尿量が多いタイプ、排尿の調節機能が未熟なタイ プ、それらの混合したタイプに分けられます。

 夜尿に対する検査としては、尿検査、血液検査、腰椎部のレントゲン検査などが必要 です。これにより、二分脊椎や中枢性尿崩症といった疾患による夜尿でないかどうか 調べます。また、タイプ別を判断するために、夜尿の有無と夜尿時の濡れ具合を、家 庭において1週間程度記録してもらい、さらに尿意をがまんしてためられる最大尿 量、起床時の尿量とその時の尿検査なども調べます。

 治療は、生活指導と薬物療法を併用して行います。

 生活指導では、夜間起こしての排尿はさせない、水分摂取リズムの調整、排尿をがま んして膀胱にためる訓練等を行います。水分摂取は、夕方からの水分摂取を制限する だけでなく、一日の水分摂取の配分で考えます。朝から午前中にたっぷりと摂取し、 午後からは多少控えめにし、夕方からは、食事の汁物も含めて厳しく制限します。ま た、就寝時に体が冷えると夜尿を悪化させやすいので、就寝前にゆっくり入浴させ、 冬なら布団も暖めておくなどします。

 薬物療法は、夜尿のタイプによって使用する薬を選びます。複数の薬を試してみて一 番効果のあるものを用い、また、服薬期間と休薬期間を交互にとって、効果を見てい きます。定期的に受診を繰り返してもらいながら、治療全体では数ヶ月かかります。

 まずはお近くの小児科で相談してみて下さい。 

 

               徳永洋一 


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