7ヶ月までずっと母乳で育てていましたが育児休暇が明けたので母乳をやめミルクに 切り替えました。それから体に発疹ができだしていつのまにかかさかさになって本人 も痒いのか裸にするとずっと掻いていました。お医者さんにいくとケナコルドAG軟膏 がでたんですがステロイドが入っていると聞きました。その病院にいくといつもでま すが、ずっと使い続けてていいのでしょうか。またミルクアレルギーに対してどう対 処していいのか分かりません。今はボンラクトというミルクを飲ませていますがいつ まで飲ませていいのか、ミルクアレルギーはなおるのか、本人がかわいそうでなりま せん。インターネットで調べるといろいろ書いてあってどれがいいのか頭がこんがら がって・・・どうぞ、私に正しい知識と対処方法を教えて下さい

乳食物アレルギーを疑う目安としては、特定の食品(この場合はミルク?)を食べさせ た後に症状(湿疹、ゼイゼイ等)がひどくなることと、その食品をやめたときに症状 が軽くなることです。

 7か月だともう離乳食も色々食べていると思いますので、ミルクアレルギーと決めて しまわず、他の食品に対するアレルギーも考えなければならないと思います。逆に、 食物と湿疹は関係のないものかも知れません。きちんと診断をし、過剰な食事制限は 避けるようにしないといけません。また、アレルギー症状がはっきりしていれば、き ちんとした診断と食事指導は必要です。小児科、できたらアレルギー専門医のいると ころで一度相談されたらよいと思います。

 食物アレルギーの診断については、

食物アレルギー

http://www.coara.or.jp/baby/dr/1999/39.html

を参考にして下さい。

 ケナコルトAGはステロイドと抗生剤が混ざった薬です。ステロイドの強さとしては5 段階あるうちの下から2番目です。湿疹部分をかき破ってかさぶたができていたり、 ジクジクしていたりする場合には、このように抗生剤の混ざった軟膏をよく使いま す。

 ステロイドは基本的には「ずっと」使い続ける薬ではありません。強いものを長く使 い続けると副作用の出てくるおそれがあります。

しかし、皮膚の状態が悪いときには、ある程度強いものを使って皮膚の状態を早く改 善させた方が本人のためにはよいでしょう。強いステロイドはできるだけ短期間使用 し、弱いものに変えていってからやめていきます。ステロイドを急にやめると、「リ バウンド」といって症状が急に悪くなることがあるため勝手にやめないことが重要で す。アトピー性皮膚炎の場合などは、湿疹が良くなってきても、皮膚の保湿能力は低 い状態が続いており、ステロイドで良くなった後にも保湿剤の治療を続けることが必 要です。

 また、乳幼児は成人と比べてステロイドの副作用が出やすいため、1週間毎くらいに 皮膚の状態の変化を見てもらい、薬を変えていくことが必要です。良くなったときの 状態も見ておいてもらうとお薬の選択もしやすくなります。

湿疹の治療については、

乳児湿疹(2か月)

http://www.coara.or.jp/baby/dr/1999/80.html

を参考にして下さい。

                 徳永洋一 


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