神戸の電子マネーの調査に行って来ました。

VISAグループが行っているもので、たいへん期待してよい内容であるはず、、、と、調査に行きました。

日時は97年12月19日。「スマート・コマース・ジャパン」と呼ばれています。

何しろ10月からはじまったばかりで、それほど結果は告知されていません。

でも、既にカード発行数は20、990枚。加盟店端末数650台。リロード端末25台という広がり。
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調査社は左から大分県情報化推進室の青山室長、その右が日本銀行大分支店の米田支店長。その右は我々を受け止めたVISAインターナショナルジャパンの近藤さんです。先日は大分のシンポジウムに来ていただき大好評だった。
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近藤さんの隣は住友VISAの浜田取締役と、同じく住友VISAの電子マネー(ICカード)のプロ、松谷さん。三人ともこのためにわざわざ東京から来ていただけた。ありがとうございました。
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そして見学者側のもう一人の雄の大分経済同友会姫野産業委員長。もっとも熱心な方です。
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そしてこの方は湯布院玉の湯の桑野さん。「湯布院カード」ができないかなぁ、、、等とよく話したものです。
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その電子マネー、この写真のようなモノで、基本はVISAクレジットカードがICが付けられて電子マネーとしても使えるというモノ。
上がそのクレジットにも使えるモノ。これが標準として使われますが、勿論ウラに磁気テープがあって従来のクレジット機でも使えるし、新型ICでのクレジット認証機にも使えることになる。
 それにICを使って電子の財布として「電子マネー」化される。
いずれはVISA発行のカードが総てこの方向にくることになります。

下は単に電子マネーとしての用途のもの。どちらかというと私達見学者用。
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まずは使ってみようと、宿泊のハーバランドのニューオータニーホテルで出してみましたが、、、、ちょいっとスタッフの方々あわててしまった用です。
 何しろ神戸市内400店舗で使えるとはいえ、神戸の人がホテルに泊まることは無いでしょうから、、、マニュアルを見ながらちょっとばたばたしました。(ホテルの他の場所では大丈夫なんでしょうが宿泊はねぇ)
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この機械はその電子マネーにクレジットカード機能からお金をリロードしているところ。
つまり、電子マネーには2万円が入るのですが、それを使ってしまったらクレジットで再充填。

実は私もやろうと思ったのですが、普段クレジットカードでキャッシングサービスなどをやったことがなくて暗証番号を知らないので出来なかった。
つまり、そのカードの持ち主が間違いなく私であることを実証できないのでカードから電子マネーにお金を移動できない、、、。
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右側の洗濯機のようなものがリロード端末。左にたっているのは浜田取締役。
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では普通のお店では?

ここはしんしん堂という大きな本屋さん。(神戸って本屋さんが強いのかな?大分に一軒神戸から来てるじゃない。そこより大きな売場のように思える!)
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さっそく桑野さんが買ってます。ここではたいへんスムーズです。慣れたモノ。
●真ん中のテンキー装置は、そのカードが本人のモノであるかどうかを確認する暗唱番号を入れてもらうために使います。つまり、「IC型クレジットカードは、サインではなく暗証番号で本人確認を行う「ことになるのです。
●クレジットでなく今回は電子マネーとして充填された金額を使うだけですが、その場合は、このテンキーに表示された購入金額を本当に「払う」かどうかを持ち主がOKする必要があってそこで『エンターキー』で承認するために使う。

で、応対の女性に聞きましたが、「面倒ですねぇ、使い方をいちいちお客さんに教える必要がありますし、、、、」と今一歩の反応。それでもこれだけじゃんじゃん使ってくれれば(店員さんはともかく)店主は歓迎すべきではないかな?


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ここはボディショップです、もちろん使えますという証拠に建て看(?)がショウーウインドーに、、、。
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ここはダイエーの食料品売場。クレジットカードと違って、50円や100円のキャンディだって買えます。

つまり、クレジットでは使いがたい少額のものを買うときに使える、、、、その少額の決済手数料はそれぞれの商品毎にかかるのでしょうが、持ち主ユーザーとしてはリロードしたときにのみクレジット会社との関係があるのみ、、、、「少額は電子マネーで、大きなモノはクレジットで」と見事にキマッテル!

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 それに最も重要なことは、「この読みとり装置は既存のクレジット機を新型のものに置き換えるだけでよい」ということ。

既存の機器はJCBでもVISAでもどれでも読みとれるように標準化されていますが、それらの機能はそのままでVISAのIC化された部分(ICクレジットと電子マネー)のみを追加された形でありそれぞれのお店は違和感無く電子マネーに移行できている!

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これは実験の中の実験で、インターネット公衆端末であり、その公衆端末で電子マネーやICクレジットカードを使ってショッピングができるというもの。

進んでいます。

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この10〜11月の2ヶ月間での電子マネーは、
リロードの回数は、3,641件−42,034,416円(平均11,544円/回の充填)
実際の買物金額、10,162件−18,071,958円(平均1,788円/回の買い物)
さらにはICクレジットでのクレジット利用は、
            2,185件の16,746,482円(平均7,664円/回の買い物)

ということで結構よい線を行っているのではないでしょうか。
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大震災の時に神戸支店次長だった米田さんに連れていっていただいたイタリア料理店で、「これはなかなかいい勉強だった、さて我々は!」と大いに盛り上がったのでした。

左から姫野委員長、青山室長、そして今回の段取りいっさいの取り仕切ったハイパーネットワーク社会研究所研究員の武本君でした。お疲れさま。
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