『香りの鉄人』に本物の香りを学ぶ

 3/6(金)、天神エルガーラにて『香りの鉄人によるトークショー』が開催されました。

 講師(鉄人?)に、大分県野津原町の『香りの森博物館』から、フランスに留学されて香りを学ばれた広山均さん。

 鉄人・広山さんは、ディオールの有名な香水「ポワゾン」なら、その香水をつけた女性がホテルの中をどう行ったか、香りだけでたどっていくことができるそうです。

 会場は、ほぼ満席。主婦層の方が多く、ほとんどの方が、広山さんのお話しを真剣にメモされていました。

 欧米では、嫌な臭いを消すためとして香水を使い始めた歴史が長いのですが、その歴史の無い日本人は香水を使うのが下手なのだそうです。それは納得できますね。

 

 スライドで見せていただいた、フランスのグラースという地方は、香料を作る大きな工場が並び、香料の産業が成り立っている所。
 また、香料を取り出すために広大な花畑が点在し、1つの花からはごく微量のエッセンスオイルしか取り出せないとあって、膨大な量の花を咲かせます。

 左写真に見える風景は、花畑の向こうが死海。言うまでもなく、それは素晴しい景観。

 というように、ヨーロッパは日本より香水の原料となる『天然原料』が手元に豊富にあったということから、香水が流布し発展していったのですね。

 香水のタイプというのは3つに区分できるそうです。

 1、フローラル(花の香り)
 2、オリエンタル(東洋系の香り)
 3、シプレー(苔の香りがベース)

 数百種類の香料を調合して、美しい香りの香水が作り出されるのです。

 

 そういった植物性の香料もあれば、動物性の香料もあります。

 これは、ビーバー。分泌物を香料にします。有名な『アラミス』という香水の中には、ビーバーの香料が使われています。

 香料といっても、その用途は様々。

 インスタントラーメンなどに入っているスープの粉、これも香料です。
 これは、香料会社が「おいしい」と思う匂い、味を研究し、作っているのだそうです。
 そのために、研究員の方達は毎日のように、屋台や、中華街に足を運んで「おいしい味」の探すのだとか。

 逆に、「ガス」はもともと無臭なものなのですが、ガスが漏れていることに気付かせるために、不快となる香り、悪臭を付けているのだそうです。

 レモン、イチゴ、カレーなどの香料を匂ってみます。
 お菓子やジュース、調味料そのものの香りです。

 ほんの微滴を紙に付けただけで、周辺はカレーの香りが漂ってしまいます。

 

 また、オリジナルの香水を会場の方に作っていただくという場面も。
 数種類のオイルを調合し、でき上がった香水は、会場のみなさんに匂っていただきます。

 「さくら餅」の香りを入れているとのこと。その表現がなかなか素敵ですね。
 
 というわけで、実演まじえての講習会は楽しく有意義に終わったのでありました。

 

 

 最後の抽選会では、大分の特産品が盛りだくさんプレゼントされていました。
 そして!大分県民であるにもかかわらず、友成、見事鶴見町の「サザエ」を2キロも当てちゃいました。。。
 
 さて、天神コアラ事務局に帰った直後・・・
 西日本新聞社メディア部長の原田さんから、「サザエ当たったって?バーベキューしよう!」と電話あり。
 新聞、インターネットより最も情報の早いは人の噂なり。。。

『大分香りの森博物館』
★場  所:大分県大分郡野津原町大字荷尾杵1097-10
★電  話:0975-89-2660
★料  金:大人(700円)高校生(350円)小・中学生(250円)
★営業時間:9:30〜5:00  毎週月曜休み

西日本新聞社主催の大分香りの森博物館体験ツアーが開催中