この写真の左の建物は大分県立舞鶴高校。ラグビーで有名なところ。コアラメンバーで卒業生も多いのではないかな?

 しかし、今日の話題は、その右向こうに看板を掲げている「大分県米穀卸協同組合」さん。
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 ついでですから、これ舞鶴高校の正門。
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 こちらが大分県米穀卸協同組合(大分市今鶴)さんの建物。
 そう古くはありません、十年ちょっと前に新築したはず。
 実は1月20日の大分合同新聞の朝刊一面でびっくりする記事が載りました。

県米穀卸協同組合、
  月末で営業活動を停止--新食糧法で環境が激変
    九州ライスに業務委託、5月末までに清算

 という記事なんです。
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 記事によると、お米の小売店400店あまりが会員となって設立した組合で、県内外の米を仕入れて「水晶米」という銘柄で卸売りしていたんですね。
 旧食糧法時代は職員120人、年間売り上げ115億円、と、たいへん大きな活躍だったのです。
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 ところが新食糧法で規制緩和が進み、お米の小売店が直接農家からお米を仕入れたり、コンビニやスーパーが出来てそれらは県外の卸問屋から仕入れる、、、ということでここ三年で大きく変化したらしい。

 新聞では、平成8年の売り上げが、約36億円、職員も30人以下、ということで更に平成9年の売り上げは20億円程度になるだろう、、、、。
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 まさに、九州クロスハイウェイ時代で小売りと卸の関係の激変を見る象徴的な出来事だと思います。
 決してお米だけでなく、ありとあらゆる面でそのようなことが起こっていますし、九州ではそれら(コンビニやスーパーがモノを仕入れるの)は福岡で決定されることが多いのも事実。 大分と福岡を結ぶマルチメディア回廊構想は、そのような経済的な結びつきからも求められていると言っていいでしょうね。
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 勿論、卸、小売り、ということが規制ではなく資本主義の原理で競争で判断されるというグローバル・スタンダードであるわけで、大蔵省を始めとする官僚の方々が冷静にこの事実を見つめ、しっかりとした競争社会と地域社会づくりを目指して欲しいような、、、。

 おお、ビルの隣にはこの精米工場もある。
 5月末の組合の清算の後にこれらの敷地は売却されるとのこと、、、大分川に面したとてもよい処なんです。。。。新時代にあった業態とはどんな事業でどなたが買われていくのでしょうかねぇ、、気になるところです。
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