2004.11.5


 

ゾウの冬支度

<担当>角 健吾
 秋も深まり、朝夕めっきり寒くなって来ました。この時期になると、動物たちやその飼育担当が冬に向けていろいろ準備をするころです。

その中で、今回はゾウの冬支度のお話ですが、ムムムムムム!!アフリカゾウと言うように当園にいるゾウの生息地はアフリカです。アフリカは常夏、冬はなかったはず?


◆アフリカの動物なのに寒くないの?


 日本(九州)には春夏秋冬とハッキリとした四季があり、よく子どもたちやそのお母さんに「アフリカの動物なのに冬は寒くないの?」といわれることがあります。

現在当園のほとんどの動物がアフリカからやってきたものの二世三世四世です。世代が変わりながら少しずつ日本の寒さにも順応して行っているようです。太古に生息していたマンモスも、南の暖かい所にいたものがエサを求めてシベリアなどに移動する間に寒さに順応して行ったと考えられています。動物の生きて行くための適応力はすばらしいですね。




アフリカゾウだけど日本生まれ日本育ち



◆細心の注意をする飼育担当


 本題のゾウの話しですよね。ゾウは通常一日120キロほどの量を食べます。しかし冬に向かう今はもっと多くの餌を食べるようになります。大きな体を動かすためには多くの栄養を取らなくてはなりません。そして、寒い中で体温を維持するためにはもっと多くのカロリーが必要となります。

そのためスタッフは食事の量をふやしたりします。また寒さであかぎれなどできるとスタッフはゾウの傷口に油やハチ蜜を塗ったりすることもあります。冬は他の季節よりも気を使い、少しの変化も敏感にとらえてたいしょしなくてはなりません。




泥のコートで暖かく…



◆たくましいサファリの動物たち

 寒さに対応して活発に動き回る動物たち、ゾウの泥あびも夏だけのものでなく冬も行います。泥あびで付く泥は、肌をコーティングして寒さをやわらげるコート作りをしているようです。

冬のサファリは動物たちのたくましさに会える季節です。

 

メールアドレス   lion@africansafari.co.jp



アニマルトピックスは、アフリカンサファリスタッフが動物達との触れ合いや不思議な習性などを自分達の視点からレポートしているものです。(※今後の定期的な更新はありません)