2004.8.13


 

似て非なるライオンとトラ

<担当>角 健吾
◆水遊びが大好きなトラ

 トラはライオンと同じネコ科の動物ですが、水遊びが大好きです。ライオンやネコは身体が水にぬれることが余り好きではないのですが、トラは水をいやがりません。

多くの野生動物は警戒心が強く、常に周囲の様子を意識しています。そのためリラックスする水遊びを見せることはありません。
しかし、トラは時にはそんな人の気配も気にせずに水遊びをすることがあります。それはそれは本当に気持ちよさそうに…。私もこの前にやっとトラの水遊びをカメラにおさめることができました。




人も気にせずに…池にジャボン!



◆敏感なヒゲが森林での活動を容易に

 ライオンは木登りをしますが同じネコ科でもトラはしません。そんなところも違います。そして、森林で暮らすトラと平原で暮らすライオンとはヒゲのつくりもまったく違います。森林は狭い場所や岩肌、水辺はさまざまな障害があり、ヒゲのつくりが敏感でないと障害物にぶっかってしまいます。

ライオンは障害物があまりない平原に住んでいますので、そんなにヒゲは敏感でなくてもよいようです。逆に言えば、トラは水の中でもじっとして獲物を狙う場合もあると思います。どんな場所でも適応できるのかもしれません。




あ〜冷たくって気持ちいい!



◆ナイトサファリのライオン

 夜のライオンは、より活発になるようです。夜は行動しやすいということもあると思います。暗闇が自分の姿を見えにくくするということを知っているのでしょう。潜みながら動きます。ジャングルバス(ナイトサファリ)でおやつを出しても、ストレートに正面からくるのではなく、いきなり登場、お客様もびっくりの瞬間です。

「ライオンは寝ている」という歌がありましたが、実際ライオンは一日18時間眠るといいます。おきているのが6時間なので、効率よく獲物を取れるために、獲物に気付かれにくい夜に活発に動くようです。ある意味ライオンは6時間労働。この6時間に生きていくすべてがかっているような……。その野性の本能がサファリのライオンたちにも息づいています。

期間限定、8月28日まで開催中のナイトサファリでライオンの夜の生態を体験してみてください。

 

メールアドレス   lion@africansafari.co.jp



アニマルトピックスは、アフリカンサファリスタッフが動物達との触れ合いや不思議な習性などを自分達の視点からレポートしているものです。(※今後の定期的な更新はありません)