2004.5.28


 

挨拶のくちづけ 〜 ブラックバック誕生 〜

<担当>角 健吾

◆秘蔵っ子のブラックバックの赤ちゃん

 非常に大切にしてしまっておく事を秘蔵といいますが、5月に生まれたブラックバックの赤ちゃんがまさに秘蔵っ子です。ブラックバックの赤ちゃんは誕生してもなかなか見ることができません。ある程度大きくなるまでめったに表に出ないからです。

それは、もしも母親と子どもが一緒に行動していて外敵に襲われたら親子同時にやられてしまうからです。母親はそれを防ぐために授乳の時にしか一緒にいるところを見せません。




やっと登場!箱入り娘のブラックバックちゃん

 

◆箱入り娘だった赤ちゃん

 最近だいぶん子どもも大きくなったのか、群れと一緒に行動する姿がひんぱんに見られるようになりました。そして今日、赤ちゃんの行動を見ていた担当者がブラックバックの赤ちゃんがメスということを確認しました。秘蔵っ子と言うより箱入り娘と言った方がいいみたいです。

 



いつもお父さんお母さんと一緒。まだ怖いの。


◆キスしてデビュー

 赤ちゃんがはじめて群れに入ったときの行動をスタッフが教えてくれました。今までお母さんのお乳を飲む時にしか、姿を見せなかったのですが、少し大きくなり群れに入りました。

小さい赤ちゃんは誰に教えられたわけでもないのに、それぞれのブラックバックに近寄り口先にキスのような(挨拶)行動をします。一頭一頭に『生まれたばかりですが、よろしくお願いします。』と挨拶をしているように見えたそうです。

その話しを聞いて、映画のタイトルは思い出せませんが、女王の手の甲にキスをして挨拶する中世を舞台にした映画のシーンを思い浮かべました。
 



でもお外って面白いなあ。

 

◆協力して仲間を守るブラッバック

 現在ハーレムは形成されず、一頭のリーダーがすべての群れを統括していますが、王の横には王座をめぐって戦ったライバルがナンバー2として群れにいます。前にお話したように、新しいセクションに来てまだブラックバックたちも心細いんでしょう。仲間割れせずに同じ種でがんばっていこうと協力しているようです。

段々と新セクションに慣れてきています。以前のようなハーレムが見えてくるのも近いと思います。

 

メールアドレス   lion@africansafari.co.jp



アニマルトピックスは、アフリカンサファリスタッフが動物達との触れ合いや不思議な習性などを自分達の視点からレポートしているものです。(※今後の定期的な更新はありません)