2004.1.16


 

自然と共生する秘密 〜不思議な足〜

<担当>角 健吾

シロイワヤギは『ロッキー山脈の妖精』と呼ばれて、その名のとおりロッキー山脈を中心に生息する動物です。

標高4.000メートルの山々が連なっている山頂は一年中気温が低いため雪も完全にはとけません。そのような場所で主に生活しているシロイワヤギは、厳しい寒さを克服する為に、ふわふわとしたたくさんの毛を生やしています。



山育ちだから寒くても平気


寒さをしのぐ為の温かい毛は真っ白な毛で雪の色と同じ為、外敵から自分たちを見えにくくする保護色にもなっているようです。
彼らの体には、他の動物にはあまり見られない秘密があります。



シロイワヤギのかわいい足


小さなかわいい蹄(ひづめ)を正面から見ると爪は二つに分かれていて左右に少し開いています。しかし足の裏には犬や猫の足にある肉球のようなものがあり、爪と肉球で大地をしっかりと掴んでいるのです。足場の悪い岩山や雪山でもしっかりと滑らずに岩場をかけ上がるように工夫されています。

まさに、これこそが自然と共生する不思議な足なのかもしれません。
動物の体は生息する環境に合わせて変化させているのです。



こんな可愛いシロイワヤギの赤ちゃんって!?


自然界でのシロイワヤギの最大の敵は、春先におこるなだれだそうです。

外敵のいない当園に将来たくさんの赤ちゃんが生まれるのを早くも心待ちにしています。「1歳のシロイワヤギがこんなにかわいいのだから赤ちゃんはもっとかわいいだろう」と。

 

メールアドレス   lion@africansafari.co.jp



アニマルトピックスは、アフリカンサファリスタッフが動物達との触れ合いや不思議な習性などを自分達の視点からレポートしているものです。(※今後の定期的な更新はありません)