2003.6.6

 

成長をも見守る二人の母親 〜待望の赤ちゃん誕生〜

<担当>角 健吾

 飼育スタッフは担当動物のよき理解者としてまた、時には親として接しなければなりません。

 前回、ヒトコブラクダの出産を今か今かと待っているエピソードをご紹介いたしました。(不思議な出産兆候参照
 そのヒトコブラクダに待望の赤ちゃん(オス)が誕生しました。体重約30kg、体高1mほどです。



 元気にすくすく成長しています、じつはお母さんのお乳の出が悪く十分に食事を取ることができなかったのです。その確認ができるまで3日間を費やしました。人間の匂いがつくと、育児放棄をしてしまうのではないかという心配もありましたが、赤ちゃんの命には代えられません。お母さんラクダの乳の足りない分は、スタッフが哺乳瓶であげることにしました。ところが、哺乳瓶に近づいて吸うものの、母乳と味が違う為に一口含んでは『フゲェー』と叫び駆け出します。きちんと飲むようになったのは3日後の事でした。



 写真を撮りにいくと、愛らしい顔で近寄ってきて指を吸ってきます。とても人間に馴れています。写真を撮ろうとしてもすぐ目の前まできますので、アップの写真が多くなります。正面から見るとパーマをかけた子ども(もしくはET)のようで、かわいらしさも増します。

 このラクダの赤ちゃんには母親が二人います。一人はお母さんラクダ、もう一人は飼育スタッフです。 お母さんの育児放棄の心配もなく元気にデビューに向けて、動物舎での生活をしています。

 

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