2003.4.11

 

ドラマチックシーズン 〜出会い・ふれあい〜

<担当>角 健吾

 4月は入学の季節です。

当園の草食動物ゾーンの『キリン』担当も新しいスタッフを配属・新しい一年生が仲間入りしました。
 全ての新人飼育スタッフが最初に覚えなくてはいけない事は担当動物の名前や性格、そして食べ物の好みを知ることです。これは、動物の健康管理をする上でとても大切なことです。
そして同時に大切な事は、動物に自分の顔を覚えてもらうことです。

 


アミメキリン

 この新人が担当となった『アミメキリン』は、当園で生活している動物の中でも特に神経質な動物で、少しでも気に入らないことがあればびっくりして走り回ったり、その場から一歩も動かなくなります。
動物が担当者を見ても驚かないようにするには、何度も何度も顔を見せ話し掛けているうちに少しずつ心を開いてきます。
接する過程はもちろん愛情が不可欠です。
動物は言葉や態度の端々に、その人間の気持ちを敏感に察するのです。

 この春早々と『キリン』に認められた新人担当者がいます。
それは、1頭の子どもキリンとの出会いからです。担当者とキリンの間には柵があるわけではなく、本当にフリーの状態です。
ある日子どものキリンが、彼の手のひらから直接エサを食べていたのです。
子どもキリンと言えども身長は2.5mほどです。180cmの身長がある新人担当者でも見上げる大きさです。そのキリンが長い首を曲げ、新人担当者の手からエサを食べていました。成獣のキリンもやっと、この担当者なら安心できると思ったのでしょう。その日以来、大人のキリン達の彼を見る目や動きは、大変おだやかになったとの事でした。

 


 そんな人と動物の関係を見てすごくうらやましく感じました。飼育スタッフが動物を担当して、最高にうれしい瞬間がここにもあります。
入学シーズンはまさに、ドラマチックで新鮮な季節です。

 

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