2003.4.4

 

不思議な出産兆候 〜出産を待つスタッフ〜

<担当>角 健吾

 私たちは「元気な子が生まれますように」と動物の赤ちゃんの誕生を心から願っています。出産を間近に控える動物には安心して出産が出来るように、スタッフはいつも以上に気を配ります。

 草食動物セクションに、3月出産を予定していたヒトコブラクダがいました。飼育スタッフもこのラクダは赤ちゃんを宿していると感じ、柔らかい草を敷きたくさんのエサをあげ、母子共に健康にするために2月初旬、産室を設けました。

 ラクダの妊娠期間は約12ヶ月です。一年前にこのラクダに交尾があったのか記録を確認することが最初です。 獣医も交尾や乳房のふくらみ、行動の変化などを確認しており、妊娠の可能性は高くなりました。スタッフもまだかまだかと待ち望んでいました。


ヒトコブラクダ

 ところが今になっても誕生のニュースは届いていません。最初は、お腹にいると断言していたスタッフも、じょじょに「もともとお腹が大きかったのかも」とか「エサを食べ過ぎてお腹が大きいのでは?と勘違いをしたのかもしれない」と弱気な発言も出てくるほどです。

 動物の中では出産の兆候がはっきりとわかる個体もいますが、妊娠をしていることもわからない場合もあります。
さっそく他のラクダとお腹の大きさを見比べてみたのですが、違いは余りありません。


 日々の、健康管理の一環として新しい命の第一歩である『交尾』を確認することもスタッフの重要な仕事の一つです。
私たちスタッフは動物の誕生を我が子が生まれるかのように楽しみに待っています。
このヒトコブラクダが、妊娠をしているのか?妊娠をしていないのか?もうしばらく、待ってみたいと思います。

 

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