2003.1.24

 

ラマの知恵
〜多くのエサを食べるために〜

<担当>角 健吾

 草食動物セクションは、他のセクションの中でも数多くの種が生活しています。

 その中でも、ジャングルバスを見ると走って集まる、セクションの動物のなかでも、とりわけ行動範囲の広い動物がいます。
 いつ・どこで登場するのかわかりません。神出鬼没という言葉がぴったりです。

 その動物が、今回のお話の主人公『ラマ』です。


ラマの仲間

 普段は、6頭ほどの仲間と生活しており、
100m先のジャングルバスを見つけても、全速力で走って近づいてくるときもあります。

 ラクダ科に分類され、その容姿は、首が長く、黒いくりくりの目、そしておちょぼ口でエサを食べ、とても愛嬌があります。

 しかし、かわいい顔とは似合わず、怒ると口から胃液やツバを吐き出す習性を持っているのもラマです。

 ただ、すべてのラマがそうとは限りません。性格も1頭1頭違います。この行為は、自分の身に危険が迫ったとき、びっくりしたときなどに行う威嚇の行動、身を守る知恵です。

 やさしい気持ちで、ニコニコ笑顔で接していれば、特に心配はありません。


ラマの子供


 このラマたちが、ジャングルバスを見ると走ってきたり、行動範囲が広いことは前に述べました。これらの行動には実は理由があるのです。

 ラマはセクション内では一番力が弱く、他の動物が集まる場所では、なかなかエサを食べることが出来ません。

 その為、他の動物(特にシマウマ)がやってくる前に、できるだけおいしいエサを食べるため、走って集まり、他の動物のいない様々な場所へ足を運んでいるのです。

 動物が、通常生活している場所、位置関係は、動物間の無用なトラブルを未然に防ぐ、知恵と工夫ですが、生きていくためにその住み分けを逆にしない、ラマの生活力と協調性は、彼らがサファリで習得した知恵に他ありません。

 

メールアドレス   lion@africansafari.co.jp


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