そこで登場するのが最後の切り札『先端に袋をつけた物干し竿』です。袋は顔をあらわしてます。キリンは、自分の背よりも高いものと競い合う傾向があります。雄同士がケンカする時も、どちらが背が高いかを競って首を伸ばしあいます。
飼育担当者が袋付き物干し竿を空高くかかげます。身長6mある『ドンキー』も負けじと首を力いっぱい伸ばします。担当者も負けるわけにはいきません。あらん限りの力を背伸びに注ぎます。まわりから見ると、笑ってしまいそうですが、担当者はリーダーと認めさせるために一生懸命です。
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現在、サファリにいるハルカ。父親がドンキー。
性格も似てるのかな?
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ここで引き下がれば、『ドンキー』は家に帰ってくれません。そんなやり取りが30分も続き、飼育担当者がねばり勝ちをしました。『ドンキー』は何とか言うことを聞いてくれたみたいです。
この25年間たくさんキリンが誕生しました。そして現在当園で生活しているキリンにも幸か不幸か『ドンキー』の血を受け継ぐキリンがほとんどです。意地の強さはドンキーゆずりです。『ドンキー』は1992年2月26日にスッタフに見守れながら長寿をまっとうしました。今でも、『ドンキー』は、スタッフの心に生きつづけています.。
担当者が手をかけた動物ほど、愛着も強く、記憶にも残ります。
まさに『ドンキー』は、その代表なのです。