アートなゆふいん
〜由布院美術館・少路和伸展〜
(2001.05.09)
 由布院美術館でステキな個展が開かれているという噂をゆふいん特集の掲示板からキャッチ。早速取材に向かいました。
 ゆふいんを散策したことがある方なら、この建物に見覚えがあるはず。

 川のほとりにたたずむこの建物が由布院美術館です。
 到着してまず向かったのは、目的の個展・「少路和伸展」を開いているお部屋。
 こちらがその作品です。

 出版されたばかりの絵本『桃太郎』の原画や『かさ地蔵』シリーズが並んでいるのですが、どれも印象的な絵ばかり。
 少路さんの絵で特徴的なのは「空」です。奥行きのある、雄大な「空」は、きっと見る人を釘付けにするはず。期間中(〜2001年5月20日まで)お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。
 またその作品は、WEBでも公開されています。http://www.kazunobu.net/ をご覧下さい。

 作品はもちろん、少路さんの日記などもあって面白いですよ。(おまけ画像もあったりする遊び心がまたいい…。)
 展示されている原画をもとにして作られた絵本(英訳付き!)は由布院美術館でも販売されています。

 お話の内容も微妙に違う辺りも注目して欲しいところ。

 なんとも懐かしい、ホンワカした気分にさせてくれる一冊です。
 絵本が売られているのは、由布院美術館のミュージアムショップ。

 他にもこのお店オリジナル商品や、アートな小物が並べられていて、見るだけでも楽しいスペースです。
 こちらは由布院美術館の行重さん。

 少路さんの作品や館内の施設について、いろいろとお話をうかがいました。
 そこで初めて知ったのが館内にある温泉。敷地内に湧き出る温泉を用いて美術館ならではの「アート空間としての露天風呂」を作ったのだそう。

 その名も「ともだち湯」。
 このときは誰も入浴していなかったのですが、入浴中の写真をお借りしました。気持ち良さそうですね!
 利用料金は無料(美術館への入場料は別途必要)で、10:00〜16:00ならいつでも入れるそうです。約40分の貸切制。ゆふいんでアートな温泉というのはいかがでしょう?
 温泉の近くには湧き水も。飲むこともできるそうですよ。
 さて、1階をぐるりとまわったところでお次は休憩喫茶室のある2階へ。
 このお部屋では、コーヒー等を頂く他、アートメールの体験ができます。

 百円をポスト型貯金箱に入れたら一枚はがきを取って窓際の席に座りましょう。
 すると、絵を描くための道具が並べられています。

 これらを使ってハガキにアートしたら、それを「未来の自分」に送ることができるんです。ステキでしょ?
 美しい由布岳を前に、想像力も広がりそう。

 夢を描くも良し、今の気持ちを描くも良し。あなたなら何を描きますか?
 ゆふいんには美術館も多く、アートを楽しむことを目的としても有意義な時間を過ごせます。

 美術館に行くと、心があらわれる気がするのは私だけではないはず。気候の良いこの季節、ゆふいんでアート三昧というのはいかがでしょう?


由布院美術館
   住所 / 大分県湯布院町川上岩室
   TEL / 0977-85-3525
   営業 / 9:00〜17:00(入館16:30まで) 
   定休日 / なし

少路和伸展
   日時 / 〜5/20(日)
         9:00〜17:00(入館16:30まで)
   場所 / 由布院美術館
   料金 / 大人 800円
         大高生 600円
         中小生 300円
   少路 和伸 プロフィール
     1969年生まれ、大阪在住。大阪学院大学経済学部卒。
     卒業後、デザイン事務所にグラフィックデザイナーとして就職。
     2年後退社し、その後、日本全国を旅する。
     1996年 第1回個展開催(大阪心斎橋アセンス)。
     以後、毎年個展開催(大阪心斎橋アセンス)。
     毎年6月末から8月まで、青森ねぶた製作スタッフとして活動。
     http:// www.kazunobu.net/

reported by mika ono : breeze@fat.coara.or.jp

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