2001.12.17

キリンの赤ちゃんの「しつけ」
〜キリン飼育担当の話〜


生後1ヵ月
の赤ちゃんキリン。




警戒心が強いキリン。

しかし、好奇心も旺盛でたまにいたずらすることもあるようです。

アフリカンサファリの獣医・神田先生のインタビューをコアラTVで見ることができます。これから月に一度インタビューするのでそちらもお楽しみに。
(コアラTVは、ADSLの方対応です)

 

 今年はオープン以来初めて、3頭もキリンの赤ちゃんが 誕生しました。産まれたときの身長は約170cm。すでに人間の大人と同じくらいの大きさですが、警戒心が強く、とても怖がりな動物です。見た目と違うこのかわいい動物の飼育には、細心の注意が必要になります。

 こんな性格のキリンですが、反面とてものんびりして好奇心旺盛なところがあります。ジャングルバスのミラーをなめたりかじったり、見学中のお客様の乗用車のアンテナをかじろうとしたりします。そのときが私たち飼育担当者の出番。急に叱ると、びっくりしてパニックになることがあるので、ゆっくりと近づき、最初はやさしく叱ります。それでも言うことを聞かなかったら、その時は少し厳しく、態度と声で叱ります。

 私たちが「しつけ」と思っていることは、実は動物にとっては、大変迷惑な「調教」かもしれません。人間社会のルールを野生動物に適応していくのは、共生のための必要悪?なかなか答えは出ませんが…。
 いつもは、大自然の中で動物たちがのびのびと暮らせるような環境作りに努めながら、動物たちを温かく見守っています。

 しかし、時には自分の子どもに接するときと同じように、キリンに対してもつい「しつけ」を行っているのです。

アフリカンサファリさんの協力で動物の最新情報をお届けするアニマルトピックス。毎週月曜日に更新されますのでお楽しみに!