第3回D2K Party
http://www.fukuoka.com/D2K/

 D2K ってご存知ですか?
 ご存知の方は、九州のインターネット&デジタル関連産業の動きをよく勉強されているってことですね。

 D2Kそのものの意味は「デジタル大名2000(Digital Daimyo 2000)」、昔からグラフィックデザイナーやマルチメディアクリエイターたちが集積したエリアである福岡市中央区大名から、日本という狭い枠をふっとばして、世界に向けてベンチャーを生み出そう、という動きなんです。
 パーティやイベントを催して、ネットビジネスの振興をはかるための交流の場を作っているわけ。
 ひらたく言えば、福岡版『ビットバレー』ですね。(ビットバレー知らない方はちょっと勉強不足)

 昨今、新聞テレビ等でD2Kパーティの模様が取り上げられれいたので気になってしかたなかったんです。
 聞けば、若きデジタルクリエーターやベンチャー、投資家達などIT産業に関わる福岡界隈の人達が集まってくる、というわけですから。

 前回の第2回パーティに参加していた天神コアラスタッフによると、500人もの人達が集まって、名刺交換したり、プレゼンテーションしたり、「投資家募集します!」とアピールしてたりするんだそうで・・・。
 実際、「前回のパーティで投資家募集をプレゼンしたおかげで、数千万の投資をしてもらいました。」なんて報告もあったらしい。

 これはもう興味津々。

 ・・・で。
 第3回目となる今回のD2Kパーティ(2か月に1度開催)へ足を運ぶことになったのですが・・・。
 開催されるビルの1階から通りまでちょっとした行列ができてる。入場にちょっと時間がかかってしまってるみたい。なんで?
 ・・・と、それくらいネット・デジタル関連の人が集まってきてるんですよね。スゴい。

 さて受付。

 きぐるみのお姉さんにお迎えをうけた時は「・・・間違ったところへ来てしまった」感もよぎらないではなかったが、これも1つの余興であるよう。

 ついでに、マクドナルドのハンバーガーも1つ手渡された。(かすかなぬくもりが嬉しかった。)

 会場へ入ると、ステージでは着ぐるみのお姉さん達がマイクで開会の挨拶している。

 広い会場も、約300人の参加者の方々で酸欠になりそうなくらい。

 やっぱり。見知ったお顔が結構多い。

 九州大学のベンチャービジネスラボラトリ・大学院工学研究院助教授の坂口光一先生。
 コアラにベンチャーな方々をご紹介下さっている方です。

 そして今回、坂口先生にご紹介いただいた方は、先生のベンチャーラボをご卒業の「Fashion Intelligent Network」代表・永里壮一さん(右から2番目)。
 同integrator・内山友徳さん(右)。

 ベンチャー支援をお願いしたい方々。

 NTT-ME九州・代表取締役副社長・渡辺徳雄さん(左)、NTT-ME九州・都市圏営業部課長代理・富永一也さん(右)。

 

 会場にふるまわれる、マクドナルトのパイ。

 つい手にとってしまう・・・。

 やっぱ、久しぶりに食べると美味しいわ。

 コアラメンバー斎藤建一さん。

 コアラナイトにも参加くださった方。

 このibbビルのオーナーさんであるibbフクオカプロジェクト代表・廣田稔さん(右)と、同マッチッング・プロモーター・岡部隆司さん。

 今回、無償でこの会場を提供されたそう。

 会場となった大名に位置するこのビルの16部屋は、ネット関連等のベンチャー育成として、家賃を相場の3分の1程度の安価に借し出し、発行済株式総数の5%以内で出資、資金調達や法律等の相談に応じる等のインキュベーション機能を備えているのだとか。

 このパーティの主催者である、エクス・ツールス株式会社マーケティング本部広報部・木下聖雅さん。

 もっと小がかりな集まりも近いうちに催しましょう、とお声をかけて下さった。

 主催者であり発起人でもある、(株)アットマーク代表取締役・横石集さん(左)と、(株)ペンシル代表取締役・覚田義明さん(右)。

 やっぱりどこか違うオーラを漂わせてます。

 IMSマーケティングプロモーション部チーフの岸本さん(右)。

 IMSで開催されたイベントがネット中継されるなど、この分野では積極的。

 デジタルハリウッド福岡校の学生のみなさん。

 中央の茶色服の長門石潤一さんは、天神屋台の総合サイトYATAI(http://www.yatai.ne.jp)の二期チーム・リーダー。

 某全国放送局が密着取材されていたのが「ナース・ステーション(http://www.nurse-station.com/)」を主催する白水和子さん(右)。

 朝の西日本新聞の記事にも登場していた。

 「患者は医者よりナースに相談するものだ。世間話だってやっぱりナース。」ということで、現役・美人ナースを100人集めて、ユーザーが顔写真で指名したナースとeメールで健康相談したり、オフラインパーティを開催したりできるサービスを展開するのだとか。
 有料・会員制。7月より本格稼動。

「投資家さん募集してます!」
と、しっかりアピールしてた。

 これは結構おもしろいニッチ・ビジネスになりそう。

 日経新聞記者の西山太郎さん(右)、尾野コアラ事務局長と。

 九州産業大学、西南大学等の学生によるベンチャーの「fun-pc.com」のプレゼンテーションも面白かった。

 彼等のビジネスは、企業が使っていた型おちのパソコンを回収し、より速く動かすことの出来るOSのLinuxをいれ、ペイントして学生や一般に提供するというもの。

 fun-pc.comで購入した学生ネットワークを使ってのビジネスも展開予定だとか。

 会場には、西南学院大学のフットボール部の学生さんたちがスタッフのお手伝いをしてましたが、なにせこの姿。目立って目立ってしかたない。

 おつまみのお菓子より、溌溂とした若さのエネルギーがふるまわれてた...という感じ。

「このサービスはアメリカでもうけるんじゃないかな。」
と、主催者の横石さんの太鼓判つき。

 声をかけてくださった彼は、岡村勇樹さん。

 昨年、福岡大学商学部の学生さん達とあるパーティが行われた時(この時は学生・岡村君だったってことね)にご一緒した方で、現在起業準備中だとか。

 紫のシャツが起業人っぽくていい。

 福岡のタウン誌「博多独楽」スタッフの方々も、取材に奔走されていた。

 この合間、マックのハンバーガーをほおばるひととき。

 いくつかの分化会も準備されていたので、参加してみた。

 ナスダック・ジャパンの方々のセッションや、起業の際の法的準備を弁護士さんが御説明下さるセッションもあったが、私はこのお2人(主催者の横石さん、覚田さん)の福岡のベンチャーの現状についてのセッションを選んでみた。

 横石さんは、福岡で初めてインターネットカフェを作った方で、約7年前からコアラともご縁のある方、実はインターネット初期、女性コアラメンバー(私もよ)の取材に来て下さったのだ。

 マック派ウインドウズ派と分裂があった頃、福岡の地元パソコン通信時代、そんなこんなの昔の懐かしい話で時間は過ぎ、まとめ。

 福岡は東京のマーケットにくらべると小さい。でも、世界的に通用するものが出てきたっていいじゃないか。
 小さなマーケットの中だから、敵対するグループが出てきて当然。でも、コンセプト、目的、やり方が違ったり、自分の世界を広げるために「自分のオリジナリティ」を高め、このD2Kで名刺交換しあえるような大名にしたい。
 ・・・ということ。

 さてこのパーティ、次回は6月に開催予定。

 天神、大名界隈で遊んでばかりもいいけど、10代、20代の若きベンチャーたちがここから続々起業していることも念頭に入れておきたい。


Reported by 水谷美保(mipori@fat.coara.or.jp)2000.2.27

ニューコアラ / 天神コアラ