別府観光行政懇談会
〜 市民が誇りに思う町づくりを 〜

 福岡を代表する荘厳華麗な一流ホテル、グランドハイアット福岡に黄色のはっぴ姿の男性陣。

 何かと湯布院と比べられ、厳しい言葉を浴びることの多い別府。

 その別府が「観光の原点」を立ち返ろう、と、最大のお客様である福岡にて、「別府観光行政懇談会」を開催しました。(2000/2/22)

 お客様のお出迎えに、ミス別府の2方も。
 
 大分生まれの私(友成)が言うのも変だけど、大分は本当に美人が多い。

 大分銀行会長・安藤昭三氏のお姿も。

 はじめに、別府観光協会会長より、「別府観光の施策を積極的に進めるために、観光の原点にたちかえった啓蒙をしなければならない。」とご挨拶。

 『ベ』マークはっぴ姿のがズラリ並ぶと、さすがに熱気(蒸気?)を感じざるを得ません。

 基調講演にJR九州会長・石井幸孝氏。

 25分間でありながら、非常に明解なお話でした。

 革新には地域市民の意志統一が重要、と力説されていたことには、他分野においても同様と考えさせられました。

<石井氏による講演の要約>

 ご多分にもれず、日本全国の温泉観光都市は観光客減少と共に地盤沈下を起こしている。温泉地一般の衰退の反省は必要だろう。
 都市型温泉は流行らず、町村型温泉が流行している。

 別府は、泉源が2030あり、地獄あり、町には湯気がいつも立ち上っている景観がある。
 最も重要なのは、温泉観光地の地元の人が喜び誇りに思う地でなければならないことだろう。

 ここ数年で韓国の観光客が減り、台湾のお客様は北海道へ流れてしまった。これは九州は反省すべきことである。
 「世界へ日本の温泉文化を売り出せないだろうか?」
 スシ、温泉、別府、でアメリカに売り出せないか?
 外国人には、日本人が一番好きなスタイルが売れるのだ。
 ニーズは多彩にあるので、外国人向けには、高いものから安いものまでを用意しなければならない。
 
 買いたいものと、売りたいもののミスマッチはおこっていないか?
 PRのミスマッチをしていないか?

 反省すべき点を反省し、別府を日本文化のテーマパークのようにしなければならない。
 観光のプロに、市民がならなければならない。

 さらにこの後、コーディネーターに日本観光協会中央観光情報センター次長・津田令子女史、ゲストパネラーにJATA九州地区会会長・長興純三氏、別府市長・井上信幸氏を迎えて、パネルディスカッションが行われました。

「若者、主婦、家族を集めるには?あらゆる知恵を絞り、あらゆるメニューを作ってお客様を迎える別府を作りたい。『日本一の応接間』をかかげ、市民が一体となって別府観光を立ち上げていきたい」と井上市長。

 

石井氏
「危機感が必要。
 『別府温泉という商品』を考えなければならない。
 原点に戻って本物を。」

長興氏
「旅行するお客様の行動が変わった。個人・女性が主体となってきた。
 住んでいる人達と一緒に観光づくりをどうするか?
 お客様がリピートする観光地づくりを。」

津田女史
「いかに夜を楽しむことができるのか?
 別府の温泉をいかにして売り物にするか。
 日常世界と切り離してゆっくりリラックスして楽しむ場所に。」

 パネルディスカッションの後は場所を移して、大分の特産物もお料理で用意した立食パーティ「別府観光の夕べ」へ。

 別府・大分の特産品をズラリ展示。

 ザボン、どんこ、竹細工、温泉の素(湯の華)、焼酎、ワイン等々。

 井上市長みずからはっぴを着て、ご挨拶。
 ステージの上は、巨大な別府の景色のスクリーンがかかげられています。

 別府市議会議員・市議会副議長・山本一成氏からのご挨拶、

 九州運輸局規格部長・佐藤尚之氏からのご挨拶。

 来賓の方々がステージへあがり、

 安藤大分商工会議所会頭の乾杯の音頭。

 会場では、別府の方々が常に声をかけてくださり、名刺の交換で終始なごやかムード。

 ハイアットのデザート。

 こればっかりが気になって・・・。
(おじ様方がほとんど食べないので、ここだけ形が整ったまま。)

 イチゴのチーズケーキはしっかりいただきました。コーヒーといただくと一層上品なお味。

 今回の司会進行を勤められた別府市のフリーアナウンサー、高平智子さん。

 小さな体で、よく通る声。

「友成さんですよね?」とお声をかけていただいてびっくり。高平さんはOBSでもご活躍されているそうです。

 ミス別府の大石貴子さんが、ステージから別府の魅力を力強くアピール。

 大石さんは友達の家でインターネットしているそうです。
 この日の晴舞台、コアラから見てくださるとのこと。

 別府市観光経済部観光課・宣伝係主査・土井弘さん(右)

 友成(左)が、鶏肉クリーム煮をいただいていると

「関サバ・関アジ食べて下さいよ。大分のワインを飲んで飲んで。」

 と白ワインを運んできて下さいました。あっさりした飲みやすいお味。

 別府市の土井弘さん(左)、近鉄・別府ロープウェイ(株)業務推進室部長・越智繁孝さん(中央)、城島後楽園ゆうえんち支配人・漆間健さん(右)

 とにかく語りが明るくパワフル。

 別府を支える方がたのエネルギーを感じます。

 越智さんに連れられて

「お土産持って帰って。ワインがいい?湯の華がいい?」

 ・・・と、結局、色々お土産いただいてしまいました。(ありがとうございました)

 マリーンパレス取締役副社長・橋本均さん。

「うちのラッコ担当の熊代くんがホームページ作ってるんだ。今、マンボウがやってきて、そっちの担当になったから飼育日記を作らせよう。」

・・・と意気投合してしまいました。

 大分県福岡事務所の新貝仁さん。
「天神コアラに行きたいんですけど、お菓子を持って行かないといけないみたいなんで・・・。」

 後日・梅野談(天神コアラ)。
「え?新貝さん?あの新貝さんでしょ?よく来ますよ。お菓子持ってきたことないのに、また、そんな。」

 大変盛会だった「別府観光行政懇談会」。
 別府の心意気をジンジン感じさせてくれました。
 「今度の週末、別府に行ってみようかな」と、思ってしまったんですよね。
 やっぱり地元の人達の熱意こそ、人をひき付ける魅力ですね。


Reported by Miho Tomonari(mipori@fat.coara.or.jp
2000.02.22
ニューコアラ | 天神コアラ