ぴあフィルムフェスティバル in 大分 '99

1977年から開催されている、”ぴあフィルムフェスティバル(PFF)”は新人監督の登竜門と呼ばれる映画祭。
一般公募による自主製作映画コンクールとして、「失楽園」の森田芳光監督や、「東京フィスト」の塚本晋也監督等を始め、一線でご活躍中の映画人も”PFF”出身者なのです。

毎年多数の作品が公募されていますが、第21回目を迎える今年は、過去最高、914本の応募があり、その中から16作品が、東京、大阪、神戸、名古屋、福岡に続き、ここ大分で上映されます。

会場:大分県立総合文化センター・映像小ホール(オアシス広場21地下1階)
料金:1回券:800円・3回券・2700円
お問い合わせ:
*大分県文化振興財団 文化情報課(TEL:097-533-4002)
*PFF事務局 (TEL:03-3265-1425)




入選作品(全16本)
平均年齢24歳弱という若き監督達。現代に生きる若者の気持ちを表現した作品が多い様です。

5月2日、茶をつくる
グランプリ
監督:小嶋宏一(25歳)/ビデオ25分

師匠と共にお茶づくりを学ぶ専門学校の生徒。葉を摘み、蒸し、手揉みする淡々とした映像の中に、将来に不安を抱えた若者の心の変化をしっかりと刻む。


風は吹くだろう
準グランプリ
監督:白石晃士(25歳)・近藤太(25歳)/ビデオ111分

別れた彼女との顛末を、ビデオで再現ドラマにする男。やがてドラマと現実がこんがらがっていく・・・。大胆な構成で繊細に描く、男女の気持ちのすれ違い。

特別招待作品(全10本)

ザ・パーソナルズ:黄金のロマンス
監督:伊比恵子/'98年/アメリカ/16ミリ/37分

NYの老ユダヤ人演劇グループにカメラを向け、孤独の中でも前向きに生きる人々を優しく映し出していく。アカデミー賞を受賞した短編ドキュメンタリー。


ロンゲスト・サマー(仮題)
監督:フルーツ・チャン/'98/香港/35ミリ/129分

香港返還を間近に控え、職を失った男が銀行強盗を計画する。「メイド・イン・ホンコン」に続く”返還”シリーズ第2弾。今回は中年の不安を描く香港版「レディージョーカー」。

写真・文章提供:ぴあ(株) 映画事業部(PFF事務局)

上映スケジュール

10:50〜

13:10〜

16:00〜

19:00〜

9/23
(木)

*100%の女の子
(監督:山川直人/出演:室井滋)
*ユキがロックを棄てた夏
(監督:長崎俊一/出演:内藤剛志)

*鬼畜大宴会
(監督:熊切和嘉)

*シンク
(監督:松村正浩/出演:松崎ナオ)

*ロンゲスト・サマー(仮題)
(監督:フルーツ・チャン/出演:サム・リー)

9/24
(金)

*ミュージック・クリップと映画の関係

*うつしみ
(監督:園子温/出演:荒木経惟)

9/25
(土)

*ランナーマン
*にくいあなた
*あおい夏
*ウワバミの絵

*福田さん
*シアワセの記号

*PORTAMENTO(ポルタメント)
*風は吹くだろう

*ワンピース傑作選
*矢口史靖監督トークショー

9/26
(日)

*バッドデット
*テーブルトーク

*夏将軍
*プロゴルファー虎木
*他、3本

*失踪−1998年の補足
*昼下がり
*5月2日、茶をつくる

*ザ・パーソナルズ:黄昏のロマンス
(監督:伊比恵子)
*シネフィル・イマジカが選んだ世界傑作短編集



若き才能を発掘し続け、国内外で話題の映画を上映する、”ぴあフィルムフェスティバル”を、ここ大分で開催する事になったのは、毎月多様な映画祭等を催している、大分県文化振興財団の方々のおかげ。

「応募作品は、内容も映像技術もレベルが高いですね。また、招待作品は、高齢化問題を取り上げた、”ザ・パーソナルズ”や、香港返還を描いた”ロンゲスト・サマー”等、社会的な作品もあるので、若い人だけではなく、年配の方にも観てもらいたいです。」と、スタッフの石原さんもお勧めする映画が揃っています。


(財)大分県文化振興財団
石原さん


最近世界では日本映画が注目されていますが、
今回入選した作品の中から、映画界へと君臨していく監督がいるかもしれません。
普段映画館では観られない作品が勢揃いです。このチャンスをお見逃しなく!



PFF事務局様のご好意により、映画1回券をプレゼント!
ご希望の方は下記メールアドレスまで、どしどしご応募下さい。
*開催期間が迫っていますのでチケットの受け渡しが可能な方に限らせて頂きます。ご了承下さいませ。
宛先:kusamoto@fat.coara.or.jp (ご連絡先をご記入下さい)

*プレゼントは終了させて頂きました。ご応募有り難うございました。

コアラトップページへ(1999年9月 Reported by Y. Kusamoto)