CATVでインターネット
福岡市のケーブルテレビ・電話回線より100倍高速

 福岡市と同市が出資する第3セクターのCATV会社『福岡ケーブルネットワーク(FCN)』は、今秋よりケーブルテレビ網でのインターネット接続サービスを開始予定。
 99年6月13日(日)、福岡市東区の東市民センターで市民を対象に体験セミナーが開催されました。

 このインターネットサービスは、CATV用のケーブルの空き容量を利用て、加入者が付属機器を利用すれば、パソコンでインターネットに接続が可能になる、という仕組み。

 九州では、福岡県久留米市と、宮崎県で、既にCATVを利用したインターネットサービスが始まっています。

 CATV網を利用することで、既存のデジタル通信網(ISDN)より、最大100倍の速度でインターネットを利用できるということ。

 また、24時間インターネットを使い放題で料金は定額。(料金は月額6000円程度を予定)

 インターネット初心者講習会も開催されていたこともあってか、午後2時を過ぎた頃には、約110名ほどの市民が体験セミナーへ足を運ばれていました。

 

 次々におとずれるテレビ局からの取材。

 市民の方からの反応も良いようです。

 

 


  左より、山崎さん、尾野、竹原さん

 福岡市の高度情報化担当の山崎良志さんは、郵政省から福岡市へこられている方(福岡市総務企画局企画調整部・課長)。

 高速情報通信網を、定額で安価に市民へ提供できる環境づくりを「福岡市」が取り組んでいるという実態、目のあたりにしてきました。

 福岡ケーブルネットワークは、現在、福岡市の東区と博多区の一部、西区、南区、城南区がエリアで、約12000世帯がが加入しています。
 2001年までに東区と早良区の全域などのエリアを拡大予定。

 CATV網による高速インターネットサービスで、映像系のストリーミング・サービスが可能になります。

 そこで、地域に密着した情報や話題に関する番組を専門的に提供するチャンネル、コミュニティ・チャンネルを作ろうとしているようです。

 会場では、インターネットに繋がったゲーム機「ドリームキャスト」も。
 ゲーム機にモデムが設置されているので、直接ラインをカチっとはめるだけの簡単操作で繋がります。
 現在「ドリームキャスト」の3/2のユーザーの方がインターネットへ接続されているそうです。

 将来的には、ネットワーク上にある情報量の多いゲームを自由にストレスなく操作できたり、といった展望もあり、ケーブルテレビからのインターネット接続は新しい展開へのステップとなりそうです。
 (株)セガ・エンタープライズの手塚盛久さん。

 ケーブルテレビ網からのインターネット接続は魅力的ですが、やはり、どこにでもある電話回線を利用するダイアルアップのインターネット接続も必要ですね、というお話も・・・。

 インターネットには、未知のビジネスチャンスが秘められているとよく言われます、その基板となる部分を公と民がタイアップして提供するいうのはとても好ましい展開でしょう。
 それにしても、インターネットに関わる世界の動きの早さには、関わっている私達にも驚かされることばかり・・・。

By Miho Tomonari