「笑顔と心」
〜あなたに会えると嬉しいわ〜
後藤トシ子オリジナル創作展
期日:5月17日(月)〜5月28日(金)
会場:だいしんギャラリー(大分市大道町3-4-43)
お問い合わせ:097-558-1290

大分市だいしんギャラリでは、後藤トシ子さんの、およそ80点の貝殻を使った作品やハガキ絵等を展示した、創作展が開催されています。

一番最初に作ったのは人形。そこから始まった後藤さんのアート生活。服飾デザインの仕事からハガキ絵、貝殻アートそれにラジオにも出演したり、講師としても広く活躍されています。


珍しい貝殻アートですが、完成するまでにはとても時間がかかるのです。
貝殻を何度も洗いきれいにし、一つ一つにニスを塗り、そして色を付けていきます。
使われる貝は後藤さんの噂を聞いた人達が「是非に」と、送ってくれるそうですが、その中から色や形を見て、インスピレーションを感じた物だけが息を吹き込まれ、生まれ変わるのです。
貝以外にもタワシの毛を使って動物の鬚を現したり、柿の種で鳥の足を表現したり、とにかくアイデァがいっぱいです。
思ったままに作られていきますが、出来上がった作品には、どれも様々な思いが込められているのです。


そして作品にはが書かれています。時にはコミカルに、でも後藤さんの生きざまを綴った内容は、心に染み入る言葉ばかり。



”マイペースでゆこう”

努力することをおしまず、
失敗をおそれず、精一杯やってみること
結果はどうあってもいい
いのない
そんな生き方を私はしたいものです。

後藤トシ子


「動けない物に命を吹き込みたい。」
貝殻アートを始められたのは、3、4年前。
体が不自由な後藤さんは長年その障害と闘ってきました。
50歳を越えた頃からは足が不自由になり、歩く事も困難な状態に。
「消えてもいいから常にドカーンと打ち上げていたい」と後藤さんは言います。


今回のテーマは「笑顔と心」。

”もらってうれしい笑顔には元手がいらん
どっとんどっとんあげようね、
笑顔

後藤トシ子


「日岡の黒柳徹子、と言われています。」と、お話がとても面白い後藤さん。そうっいたご自身を、かぼちゃを通してコミカルに描いた絵。それにしてもかぼちゃからこういった表現が出てくるとは、本当にユーモアーのセンスが光っていますよね。


後藤トシ子さん
この日着ていらした
チャイナドレスは
なんと後藤さんの手作り。

今の社会は子供達のいじめや自殺等、様々な問題を抱えています。
「私は色々な苦しい事を踏み台にし、今ままで生きてきました。今の子供達に、健康の有り難さや命の尊さを伝える事が出来れば。」と、後藤さんは言います。
また、「以前、目の不自由な方に貝殻で、「笑う」と描いた作品を送った事があるのですが、その方から、”作品に励まされた”と、言われました。人に感動を与えられ、そして何かのお役に立てたらと思い、活動を続けています。」。

「ただ美しいだけではなく、心のこもった物を作りたい」と。そんな後藤さんの作品からは、希望や優しさが伝わってきます。いつも前向きで、失敗を恐れず進んでゆく後藤さんの姿には本当に勇気づけられます。


*最終日5月28日(金)13時からだいしんギャラリーで、後藤さんの講演会もあります。


後藤トシ子さん へのコメントや創作展の感想等々
聞かせて下さい!!お待ちしています。
(草本:
kusamoto@fat.coara.or.jp


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(by Yuko Kusamoto 1999.05.17)